広島の球団副本部長編成担当に就任する元ヤクルトGMの小川淳司氏が28日、マツダスタジアム内の球団事務所で会見した。「未熟でありますが、チームのため、そして球団のために少しでも力になれるようにしっかり活動していきたいと思っております」と決意を示した。

来年8月に70歳を迎える。「この年齢になっても話をいただけた。年齢的にもそんな話があるわけないのに、そういう話をいただいた。本当にもう、その一言に尽きるということで決断させてもらいました」とオファーを受けた理由を明かした。

 ヤクルトでは2度の監督など要職を歴任し、GMとして21、22年のリーグ連覇を支えた。21年には開幕直前の3月、田口(当時巨人)と広岡との電撃トレードを実現。補強ポイントを的確に埋め、同年の6年ぶりリーグ優勝と日本一につながる戦力整備を行った。当時の経験を踏まえて「そのときの戦力もそうですし、その先を考えた編成も考えなければいけない。そこのバランスをどう取るか」とチーム再建に力を注いでいく。

 新井監督は、来季に向けて「生まれ変わる」と宣言した。小川氏は「生まれ変わっていくことに対して、自分がどれだけ力になれるかというのは、やっぱり現場とのコミュニケーションが第一。そういった中で、どうやってその選手を育成できるか。

トレードをすればいいというものでもない。相手がいることなので、そう簡単にはなかなかいかない。そのときの状況に合わせてできれば。そこに向けてしっかり活動できたらと思っています」と、多彩なキャリアで培った知見をいかし、チーム編成に取り組む。

 昨年までヤクルトGMを務めた。今年1月に就任したゴールドジム女子硬式野球部監督としての契約は12月31日まで。来年1月1日から関東を拠点に本格始動する。

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