巨人のヘッドコーチに球団OBで元監督の高橋由伸氏(51)が就任することが28日、分かった。松井秀喜新監督(52)を支える参謀役として有力候補に挙がっていたが、この日までに決定。
常勝復活へゴールデンコンビが結成される。巨人の新ヘッドコーチに高橋由伸氏の就任が決まった。松井新監督が23日の電撃就任発表会見で、コーチについて「一人だけ声をかけております」と明言。その一人として、ヘッド格の有力候補に挙がっていたが、この日までに球団と合意に達した。
ファンにとって胸が熱くなる2トップだ。松井監督が星稜から92年ドラフト1位、1学年下の由伸氏が慶大から97年ドラフト1位で巨人に入団し、98年から計5年間ともにプレー。主に3番ライト高橋由、4番センター松井で攻守で躍動し、2000年と02年に日本一に輝いた。選手会長だった松井監督がヤンキースに移籍した02年オフには由伸氏が選手会長を継承した。
12年以来、14年間も日本一から遠ざかる危機的状況で松井新監督が23日に就任し、24年ぶりに巨人復帰。会見では「ジャイアンツはV9以降、日本一連覇もおそらくないと思います。
由伸氏は16年から3年間監督を務めて通算210勝。NPBで初めて指揮を執る松井監督を支える上で、指揮官の経験があるのは心強い。選手と監督、コーチ陣のパイプ役として選手の細かい部分や変化に目を光らせ、的確な助言を監督に送る役割が期待される。
松井監督と由伸氏はともに長嶋茂雄監督の教えを受けて球界を代表する強打者への階段を上った。24年には巨人軍球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」として開催された5月3日の阪神戦(東京D)でダブル解説も務めるなど「ミスター魂」は常に心の中にある。新たな歴史を築くために力を合わせる。
歴史的な松井監督の就任会見は民放各局の地上波で生中継されるなど、大注目で日本中が沸いた。さらに由伸氏も一緒に巨人のユニホームを着ることになり、豪華ツーショットが実現する。3年ぶりリーグ優勝、15年ぶり日本一、その先の新たな黄金時代へ、輝かしい実績を誇るスターコンビが巨人を引っ張っていく。
◆高橋 由伸(たかはし・よしのぶ)1975年4月3日、千葉市生まれ。51歳。小学4年で野球を始め、桐蔭学園(神奈川)で1年夏、2年夏に甲子園出場。慶大ではリーグ戦通算102試合で打率3割2分5厘、23本塁打、62打点。ベストナイン4度。97年ドラフト1位で巨人入団。99、2007年ベストナイン。ゴールデン・グラブ賞7度。15年限りで現役引退。16~18年は巨人監督。プロ通算1819試合で打率2割9分1厘、1753安打、321本塁打、986打点。右投左打。










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