◆秋季近畿地区大会▽準々決勝 明石商8-5大阪桐蔭(31日・わかさスタジアム京都)

 明石商(兵庫2位)が26年の春の全国王者の大阪桐蔭(大阪1位)を下し、4強に進出。近畿の選出枠が「6」のセンバツ出場に当確ランプをともした。

 狭間監督は喜びをかみしめつつも「大阪桐蔭さんに胸を借りるつもりでいったのが、良かった。もうヘトヘトですね」と試合後に苦笑いを浮かべた。雨天が続き、当初、24日に行われる予定だった準々決勝は1週間の順延。この間に大阪桐蔭の12試合をチェックした。指揮官は「48時間以上は見ました。もうちょっと気分が悪くなるぐらいに」。プロ注目左腕・川本晴大への対策も入念に練った。

 練習ではマウンドから本塁の18・44メートルよりも短い約16メートルの距離に、高さ1メートルの朝礼台を運び、その上に打撃マシンを設置。192センチ左腕の角度をナインにイメージさせた。狭間監督は「ブロックを買って載せるとか、マットを持ってきたりとか。相当、時間がかかりましたよ」と力説。プロ注目捕手の大塚弥主将(2年)は6回の二塁打と4四球で全5打席で出塁。

「川本投手はリリースも高い。でも、練習をやってきたので、打てないとは思いませんでした」と胸を張った。

 さらに狭間監督はナインにベース付近に立つことも徹底。「あとはラインを詰めて『絶対に逃げるな!』ということで。14四死球あって、そのおかげでね」。8四球、6死球と大型左腕の乱調も引き出し、2回に3得点、6回に4得点とビッグイニングをつくった。

 先発の仲吉泰清(たいせい、2年)は右手を含めて全身がつって6回5失点と苦しんだが、2番手の神本力也(2年)が3回無失点と反撃を封じた。

 20年にセンバツ出場を決めたが、新型コロナウイルスの感染拡大のため、開催されず。春夏連続出場した19年以来、8年ぶりに明石商が聖地に戻ってくる。

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