◆明治安田J1リーグ ▽第13節 町田0―0G大阪(1日・町田GIONスタジアム)

 G大阪は敵地で町田に0―0で引き分けた。

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 不惑の守護神がJ1通算399試合目でクリーンシート(無失点)を達成した。

GK東口順昭は今季初めて先発で出場すると、FW小川航基、FW相馬勇紀ら日本代表クラスの攻撃陣を擁する町田にゴールを許さず。好セーブも随所に披露し、小川が至近距離から放った前半アディショナルタイム1分と後半34分のヘディングシュートはともに素早く反応し、防いだ。「持っているもの全部出さないと簡単には勝てない相手。チャレンジすることだけを考えてプレーした結果、いい入り、プレーができた」と充実した表情を浮かべた。

 リーグ戦での無失点は2023年7月8日の京都戦以来3年ぶり。本人も「もう3年…。確かにJリーグでは400(試合出場)手前でなかなか重ねれへんな、というのはあったが、そんなに長いとは思っていなかった」と驚くほどだった。

 3冠を達成した2014年からG大阪の守護神として長く君臨し、通算無失点試合数はJ1歴代5位の記録を誇る。ただ、2024年はリーグ戦出場なしに終わるなど、近年は出場機会が減少。GK一森純の活躍、18歳の若手GK荒木琉偉の台頭もあり、かつての立場はなくなった。しかし、自身の役割を理解し、出番を待ち続けた。

 「やっぱり悔しい思いもしたし、なかなか割り切れない時期もすごいあった。

ただ、サッカーが楽しいとか、もっとうまくなりたいという気持ちで毎日やるようになったら、ちょっと気持ちも楽になった。あとは何よりも、試合に出たいという気持ちは常に燃えていた。もう年齢も年齢なので(立場は)受け入れつつ、でもチャンスが来たらいつでも動けるように、と。あまり意識せず、とにかく練習からしっかりアピールして毎日やった。その結果、こうやってチャンスが来た」

 前日には同学年の浦和のGK西川周作がJ1通算672試合に到達し、J1最多出場記録に並んだ。ともに国内屈指のGKとして長年活躍したライバル。40歳の今でも守護神として君臨する西川について「(自分と)記録だけ見たら天と地の差」と謙遜しつつ、刺激を受けていることを明かした。

 「同い年の周ちゃんとか、あと(横浜FMの)飯倉大樹とかも頑張っている中で、『自分も』という思いになった。同級生の存在は、長友(佑都)もいるし、この歳になったら余計(感じる)。応援しているし、自分も頑張らなアカンという気持ちをもらえる。すごいありがたい存在やと思う」

 2009年に新潟でプロキャリアを始めてから17年。年月を通してGKの役割は多様化してきたが、常に第一線で戦ってきた。

この日もセービング能力が健在であることを証明。次に訪れる400試合目でもGKにとっての勲章、無失点を狙う。

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