◆第26回JBCスプリント・Jpn1(11月3日、金沢競馬場・ダート1400メートル、稍重)

 短距離ダートの頂上決戦が12頭立て(JRA5、地方7)で行われ、川田将雅騎手が騎乗した3番人気のウィルソンテソーロ(牡7歳、美浦・高木登厩舎、父キタサンブラック)は、直線追い込むも2着に終わった。

 同馬は24年にクラシックを制しており、短距離戦の今回で“2階級制覇”を狙ったが、白星を挙げることはできず。

川田騎手はこの日のレディスクラシックをアンズアメで勝ったが、2レース連続の勝利を飾ることはできず。また、2009、11年のスーニ、21年のレッドルゼルに続くJBCスプリント4勝目とはならなかった。

 吉原寛人騎手が騎乗した2番人気のメイショウハチロー(牡4歳、栗東・福永祐一厩舎、父シニスターミニスター)が1着になり、勝ちタイムは1分25秒5。

 7番人気でJRAのハッピーマン(岩田望来騎手)が3着に続いた。

 【JBC2階級制覇への挑戦】これまでブルーコンコルドが2005年にJBCスプリント(名古屋)、06年にJBCマイル(川崎)を連覇。JBCマイルは川崎での馬場形態からJBCスプリントの代替競走として行われたものだった。同馬はJBCクラシックに07年(大井=4着)、09年(名古屋=8着)で2階級制覇に挑戦したが、勝利を飾ることはできず。

 また、G1級を11勝のコパノリッキーは14年(盛岡)、15年(大井)にJBCクラシックを連覇。17年にJBCスプリントに出走したが、頭差2着で惜しくも快挙達成とはならなかった。

 高木調教師(ウィルソンテソーロ=2着)「前走からあまり期間もなかったし、立て直すような調整でした。1400はチャレンジではありましたが、速い流れで最後は内を回って来ましたが、勝った馬が強かったですね。しまいも脚はしっかり使えていたことは良かったです」

 岩田望来騎手(ハッピーマン=3着)「最後勝負どころでハミを取ってくれたら良かったんですけど、ただ、今日に関しては競馬が出来たと思いますし、良かったです」

 笹川翼騎手(ゼーロス=4着)「今日は内も使えていたし、前に目標になる馬もいた。

ただ、内から来た時に他の馬に反応して押し出されてしまったのが誤算だった。それで3、4コーナーで早めで、前の競馬になってしまった。そこが良いところでもあるけど、今日は最後の100、150メートルであだになってしまった。返し馬からゲートも今日はよかった。反応が良い部分があって繊細さは兼ね備えるし、今日の敗因はそこだけど、前回はそれが勝因だった」

 望月洵輝騎手(ケイズレーヴ=5着)「しまい勝負で上がりどこまで来られるかというなかで、思い通りの競馬は出来ました。着差が着差だけにもうちょっとで3着だったので、悔しいですね。中央馬とも戦えるなと思いました」

 松山弘平騎手(マテンロウコマンド=7着)「ちょっと外枠が苦しくなってしまいましたね。馬は良かったし、いつも通りの形で自分の競馬は出来ました。ただ、今日は4コーナーで苦しくなってしまいました」

 戸崎圭太騎手(インユアパレス=8着)「ちょっと道中でハミがかりが良くてかかった感じがありました。そこが最後の直線に響いた感じですね」

 クリスチャン・デムーロ騎手(ティントレット=10着)「スタートが良く行くことができましたが、道中は少し追い続ける形になり、メイショウハチローが後ろから来たらひるんでしまうところもありました。力が出せない感じのレースになりました」

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