女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。今朝は、女性を中心に人気がある「ドライフラワー」に注目。
東京・南青山にあるライフスタイルストア「TOKYO FANTASTIC OMOTESANDO」。一歩お店に入ると、やさしい色合いの花たちがいっぱい!!お店の半分のスペースがドライフラワーショップ「Tida Flower」になっていて、ドライフラワーの花束や、リース、髪飾り、また、花材としてのお花や枝ものを豊富に扱っています。
このお店のプロデューサーは、スズキ トモコさん。フラワーデザイナーとして、生花(生のお花)も使っていましたが、そのなかで気づいたのが、ドライフラワーの魅力。アンティークのインテリアや雑貨がお好きだったこともあって、時間を経ることで出てくる味わいに魅力を感じ、ドライフラワーで作品をつくるようになったそうです。
こちらで売っている花材の、およそ85%が、ナチュラルドライフラワー。自然の色味をそのまま生かしたものです。そして、一部のドライフラワーは、長野や山梨から直送されたもの、あるいは、直接契約している花農家さんがつくったものだそうです。
『乾燥させてしまったら、どこで育った花かなんて関係ないんじゃないの?』そう思う方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、違うんですよ。自生している植物からつくったものや、農家さんが、タネをまくところから始めて咲かせた花は、色が美しいだけでなく色が長持ちする場合が多いそうです。スズキさんは「生命力の強さを感じます」とおっしゃっていました。
さて、こちらの「Tida Flower 」、さまざまなお客さまが訪れます。プレゼント用に、壁掛けのブーケを選ぶ人。自分の部屋のために、大きなガラス瓶にお花が入ったボトルフラワーを選ぶ人。自分でブーケやリースをつくるために花材を選ぶ人。カップルや男性もいらっしゃるそうです。
ヘッドドレス(髪飾り)は、花嫁さんはもちろん、成人式の着物に合わせるという女性も多いといいます。オーダーもお願いできるので、イメージを伝えれば、ドレスや着物にあったブーケやヘッドドレスもつくることができます。
また、いまの季節は、クリスマスリースも人気です。枝や実を使ったリースは、森の雰囲気そのもの。スズキさんいわく「森を家に連れてくるようなリース」だそうです。乾燥することで、優しい色や、独特のフォルムが生まれるドライフラワー。皆さんも、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
◆12月20日放送分より 番組名:「檀れい 今日の1ページ」
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