TBSラジオ『パンサー向井の#ふらっと』毎週月曜日~木曜日 朝8時30分から放送中!

東京の地名は「とんねるず」さんで覚えた!大ブレイクの見取り図...の画像はこちら >>

4日19日(水)10時からは『ふらっと向井くんち』!

スタジオを『向井さんの家』に見立てて、お隣の三田さんと“お客様”をお迎えし、お土産話を伺います!
本日のお客様は、お笑いコンビ見取り図さんです!

東京の地名は「とんねるず」さんで覚えた

向井:東京来てこの1年はどうですか?

盛山:いや~なかなか目まぐるしいものはありましたけど…あの…ちょっと覚えてきましたね。

向井:東京というものを?

盛山:下北沢を下北なんて呼んだりして。

三田:(笑)。

等々力とか読めた!?

盛山:…トドロキ?

向井:まだ覚えてないみたいですね(笑)。東京に等々力ってあるんですよ。

盛山:ワンナイの時の宮迫さんのキャラですか?

リリー:轟さん(笑)。

向井:轟さんじゃないです(笑)。

リリー:砧とか。砧の読み方とか知ったとき嬉しかったですね。

向井:撮影スタジオがあるね、砧。

リリー:とんねるずさんが砧って言ってた、とか。そういうので嬉しいんですよ(笑)。

三田:お二人は大阪の堺と岡山?じゃコテコテ関西ですよね。

盛山:そうなんです。だから東京の地名はやっぱり関西の人はとんねるずさん覚えたんで。

向井:やっぱりテレビ見てて、なんか言ってるなとか?

三田:雨の西麻布とか?

リリー:品川さん呼ぶときに、五反田っていうボケしたり(笑)。

盛山:東京の地名ばっかで知らんわと思ってたんですけど、東京来たら全然染まっちゃいます(笑)。

東京の地名は「とんねるず」さんで覚えた!大ブレイクの見取り図が苦節15年語る

“お笑いマッチング”で出会った2人

向井:お二人は2006年にNSCの大阪校に入って…お笑いをコンビやトリオでやる人には幼なじみで入ってきてそのまま組むってありますけど2人はそうじゃない?

盛山:はい。僕らはNSCで在学中に出会いました。

向井:声かけたのはどっちから?

盛山:私です。盛山です。よく清潔感ないとか言われるんで…でかいし汚いしキモいし…ダルいし。

向井:いや、そこまでは全然言ってないです(笑)。

盛山:なので、相方はシュッとした方がいいなっていう、人気を引き受けてもらうためにちょっと清潔感あるやつがいいなと思ったら隣のクラスにコイツいて。身長も同じぐらいやしええんちゃうかと思って声かけました。

向井:そんのときのリリーは1人でやってた?

リリー:もちろん1人で入ってきて相方探してるときに声かけてもらったんで、まあやってみようかってなって。

三田:学校の中でこの人あの人って声掛け合うんだ、みんな。マッチングみたいだね。

向井:ちょっとその感じありますよねNSCの養成所って。

リリー:本当にお笑いマッチングですよね。

盛山:NSCって何にも習わないんです。

リリー:そうです。相方探しです。

三田:いいの、そんなこと言っちゃって!(笑)

東京の地名は「とんねるず」さんで覚えた!大ブレイクの見取り図が苦節15年語る

1年目で売れると思ったけど…15年かかりました

向井:初舞台から手応えあった?めっちゃウケたなって。

リリー:たまたま初舞台はめっちゃウケました。

盛山:会場割れるぐらいウケたんですよね、初舞台は。

向井:そうなんだ!

リリー:だからほんまに舞台終わったとき、これ1年目で売れるなと思ったんすよ。

盛山:キンコンさんとかオリラジさんコースに乗ったなって。

リリー:そしたら15年食えてなかったです(笑)。

向井:かかりましたね~(笑)。

盛山:めちゃめちゃかかりました(笑)。

三田:15年ってことは15歳になっちゃうね、赤ちゃんが。

盛山:そらそうです(笑)。

向井:15年ですから(笑)。

東京の地名は「とんねるず」さんで覚えた!大ブレイクの見取り図が苦節15年語る

同期後輩にはみんなに抜かれて…

向井:多分すぐ見取り図って売れるんだろうなって感じだったけど、そこからまたかかりましたよね?

盛山:そうなんです。劇場ってピラミッドって言って1軍2軍3軍みたいなのがあるんですけど、そのDVD出してから一番下まで転げ落ちました。

向井:これはなんでなの!?原因は?

盛山:一緒にDVD出したガスマスクガールっていう当時の同期もDVD出して解散したんで…ほんまに呪いのDVD。

向井:(笑)。僕が東京にいて、ガスマスクガールっていうコンビと見取り図っていうコンビがとりあえず今すごいぞっていう風のウワサで。そのときはその2組でNGKでイベントやって、DVD出してってなって、これはノってるなっていうとこから2組とも…。

リリー:ダメになったんです、そこから。

三田:ちょっと聞いていいですか?何があったの…?

リリー:何もないんで落ちていったんです、本当に(笑)。

三田:え~!?

盛山:そうなんです。何も別になかったんですけど普通に落ちていって…。

向井:もっと下の後輩たちにどんどん抜かれる感覚もあった?

盛山:同期後輩にはみんなに抜かれて…。

リリー:東京ではジャンポケとか渡辺直美とか、とんでもなく前にいたんで…。

盛山:そのあとには霜降り明星とかね。

向井:要はかわいがってる後輩だったりするわけだよね。

盛山:そうですね。せいやとはずっと一緒に住んでたりもしたんで。そういう後輩たちがみんな俺売れていって…しんどかったですね。

リリー:コロチキもチャンピオンになったり…。

「もう限界や」と相方から連絡がきて

三田:諦めるとか辞めるとかいう選択肢は一度もなかった?

盛山:あ~僕一度ありました。休ましてくれって。

向井:え!どのタイミング?

リリー:その時は週で1回だけ出番があって、それと1日だけネタ見せ。1ヶ月に4回の舞台と1回のネタ見せというスケジュールがそれだけやったんですよ。その時に相方から連絡きて。

「もう限界や」と(笑)。

向井:精神的に…(笑)。

リリー:でもわかるんですけどね、あの時の心って結構しんどかったんですよね。

盛山:それが7、8年目とかか…もうちょっと前かな。

リリー:でも一瞬ちょっと休んだよな?

盛山:休みました、1ヶ月ぐらい…。

向井:実際に休んでるんだ。

盛山:僕、警察官になるための専門学校行ってたんですよ、NSCの前は。

三田:似合いそ~警察官。

向井:捕まるフェイスじゃん。

盛山:誰がなんですか!

三田:やだ~そんなこと(笑)!

向井:捕まえられる方フェイスじゃん(笑)。

盛山:無罪無罪!何もしてない。

三田:ガタイもいいもんね。

盛山:警察官とか消防士、公安系の体を使う系の学校行ってたんですけど、最後にちょっと大阪府警もう一回

受けようかなとか思った時期もありましたけど。

三田:お母さんと心配して、あんた警察の方に行きなさい、とか言われなかった?

盛山:最初はそうです。だったんですけど…そんなね、1ヶ月休んだぐらいで大阪府警行こうって言って受かるとこじゃないので…バイトやないねんから(笑)。

東京の地名は「とんねるず」さんで覚えた!大ブレイクの見取り図が苦節15年語る

M-1で決勝戦で3位になって上京を決意

向井:去年東京に来るにあたって、そこの話し合いみたいなのはあった?

リリー:わりかし長い期間で行こうかって言ってたんですよ。いきなり行くとかでなく。

盛山:この1年頑張っていこうかじゃなくて、この2年ぐらい頑張ってみたいな。

リリー:ゆっくりのスパンで考えてたというか。

向井:そうなんだ。

盛山:ほんまの理想はM-1優勝して上京なんですけど、それはもう理想すぎたんで、せめてM-1でいい結果出たら…その3回決勝を出させてもらったときの3回目が決勝の決勝に行けて3位になれたので。それでもうここから上京しようということで。

向井:大阪から東京のバラエティーに出るときに、なかなか思うような立ち回りできないみたいな時期から東京のバラエティいけるかもって感じはあった?
リリー:ちょっと気持ちは楽になりましたね。最初って知らん人ばっかじゃないですか、スタッフさんも込みで。だから、今の方がまだ気が楽というか。バラエティーのコツなんてわかってないすけど気持ちは楽なんで…だいぶ楽になりました。

向井:知ってる人がいるっていうのが大きいね。

盛山:慣れもあるかもしれないですね。

三田:だって、おうどんの出汁からして違うでしょ?食べ物からしてね。

盛山:あの、それでバラエティーの立ち回り何が変わるんですか、出汁で。

三田:あはははは(笑)。

向井:2人のきっかけは出汁でいい(笑)?

盛山:出汁関係ないですよ。関西の出汁が薄味やからって何が変わるんですか。三田さんええ加減にしてくださいよ!はじめましてですけど。

向井:(笑)。

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