人気を集める「子供麻雀教室」
麻雀といえば、昔は大人が楽しむものというイメージが強かったかもしれませんが、今「子供麻雀教室」が人気を集めているんです。どんな状況なのか、大井町で開かれている麻雀教室を取材してきました。
ニューロン子供麻雀教室東京 副責任者 鈴木響さん
子供教室は、1997年からこの教室あるんですが、低年齢化が見られていたので、そういった子たちに教えたいという代表の意志もあったので、開催するという経緯になっています。
子供教室は、今は最年少がなんと4歳、高校3年生までが通っています。
参加する子どもたちは
麻雀教室に参加している子どもたちに話を聞いてみました。
「(小学)2年生。Mリーグを観て参加しようと。あがりの形を覚えて、役も覚えてそしてコツを掴めば、すぐに麻雀できるようになるので、そういうところが麻雀のいいところですよね。続けますね。僕、最近将棋も始めたんですけど、麻雀と将棋の二刀流になりたいですね。」
「中2です。
「(小学)6年生です。家族麻雀をやっていて、他の人ともやってみたいから、行こうよって話。良かったよね。人と関われるって、家族麻雀とは違う楽しみがあるよね。どこで仕掛けるだったりだとか、どんどんどんどん頭に入れていかなくちゃいけない。
小学生とは思えない答えが次々と返ってきて、驚きました・・・!
副責任者の鈴木さんも、子どもたちと会話すると「いつも自分で考えて麻雀を打ってるから、言葉にするのは簡単」という話を子どもからされるそうで、そういった面からも「IQが上がる」と言われる麻雀の効果が表れているのかなと感じました。
中には茨城から車で来たという親子がいたり、2018年に発足したプロリーグ戦「Mリーグ」を観て、やりたくなったというお子さんもたくさんいました。
少女漫画雑誌の付録に「麻雀セット」
子どもの麻雀人気は、さらに広がりを見せていて、講談社の月刊少女漫画雑誌「なかよし」では去年12月に発売された2月号の付録に、初めて「麻雀セット」がつきました。講談社女性コミック編集部 飯田海帆さんに伺いました。
講談社女性コミック編集部 飯田海帆さん
牌が全て入っているのと、簡単な役一覧、スターターセットではないですけど、そういう形で作ってみました。
アニメが原作で、それをコミックにして連載した形だったそうですが、付録も大好評だったということでした。
こんなに子どもたちに人気とは・・・麻雀のイメージもどんどん変わってきましたね。