映画「タイタニック」の大ヒットで一躍脚光を浴びた、レオナルド・ディカプリオ。あのときはまだ20代前半、まだ幼さも残っていた彼も、もう37歳。
渋い役柄もこなせる大人の俳優に着実に成長しているようだ。でも、レオ様のおじいちゃんの顔はなかなか想像できないのでは? そんな人に是非ご覧頂きたいディカプリオの“特殊メイクを駆使した70代の顔”が公開された。

2012年公開予定の『グレート・ギャツビー(原題:The Great Gatsby)』の撮影に追われているというレオナルド・ディカプリオ。だが来年、日本ではまず1月28日(土)にディカプリオ主演の『J・エドガー』が公開される。同作は、クリント・イーストウッド監督とディカプリオが初めてタッグを組んだことでも話題となっており、ディカプリオがようやくこれでオスカーを獲得するのではという呼び声も高い。

同作でディカプリオが演じるのは、ズバリ、映画のタイトルでもある「J・エドガー」。
FBI初代長官にして、死ぬまで長官であり続け、8人の歴代大統領でさえ恐れた伝説の男だ。ディカプリオは、なんとひとりで20代から70代のJ・エドガーを演じているのだ。

さて、このディカプリオの老人の顔、いかがだろう。この顔になるため、額の髪を抜いたり、鼻孔用増強剤を使い鼻の形をゆがめるなどこだわり抜いた自信作だ。老人に扮したディカプリオを見たクリント・イーストウッド監督が、ディカプリオと気づかなかったというエピソードがあるという。

老人に扮した俳優といえば「ベンジャミン・バトン」のブラッド・ピットも思い出されるが、ブラピは痩せ気味の老人だったのに比べ、ディカプリオはいくぶん恰幅が良いようだ。
ブラピはこの作品でアカデミー主演男優賞にノミネートされたものの、残念ながらオスカーは逃している。さて、ディカプリオはどうなるか? メイクに負けない熱演を楽しみにしたいものである。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)