アザラシの“サミー”が港前にある「Lighthouse Seafood Restaurant」にやってくるようになったのは2013年、この地域一帯で洪水が発生したことがきっかけであった。打ち上げられたサミーは、このレストランの従業員から魚をもらったことに味をしめ、それから毎日のようにエサをもらいにくるようになったという。
YouTubeに投稿された映像では、サミーが港からひょっこり顔を出し、重そうな身体を動かして道路に這い上がってくる姿が捉えられている。レストラン前の道路は交通量も多いが、手馴れたものでサミーは車が通り過ぎるのをじっと待つ。サミーはレストランから出てきた男性が椅子を使って追い返そうとしても動じることはなく、好物の二シンやサバをもらえるまで粘る。そしてレストランの従業員が港にエサを投げると、「待ってました」とばかりにサミーは飛び込んでガブリ。
このサミーの訪問には「椅子で追い払うなんてことはしないで、はやくエサを与えてあげたらいいのに」「可愛すぎる」といったコメントがある一方で、「野生のアザラシにエサを与えている行為こそ恥じるべき」といった声もあがっているようだ。
出典:https://www.thedodo.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)