日本でも大人気のアメリカ人歌姫レディー・ガガ(30)は、裕福な家庭の娘として成長したことで知られる。しかしガガは10代にしてストリッパーとして働き、親元を離れて自立。
必死に働きながら夢を追い、米国内外で大成功をおさめた。そんなガガがこのほどステージ上で“何より大事だと思うもの”について「それは決して名声ではないの」などと切々と語った。

歌手になるという夢、そして女優として認められる願望を叶え、名声や財産も手にしたレディー・ガガ。彼女は「名声こそ最高のドラッグだわ」と語るほど一時はスターの地位に酔いしれたというが、頂点に立った今は貪欲に名声を追い求めたいという気持ちは消え失せたという。そんなガガがこのほどロンドンのショッピングセンター屋上にてショーを開催し、100人のラッキーなファンを前にこう話した。

「お金は、“とても尊いもの”としてあがめられているわ。
名声もそう。」
「でも、私は世界中を旅してきた。そして世界で最も貧しい地域に誰よりハッピーな人達がいるのを目の当たりにしたの。」
「その反対に、もっともリッチな家庭に誰よりも悲しくて暗い気持ちの人がいたりするのよ…。」

またガガは、自身のニューアルバム『ジョアン』を聴くことで“あることを思いだしてほしい”という。

「このアルバムを聴いて世界中の人に、そして私のファンに思い出してほしいの。何よりも大事なのは、愛と親切な心だってことをね。親切な心があれば、ハーモニーが生まれる。必要なのは名声なんかじゃないの。」

ガガにとって今、何より大事なのは家族、そして仕事なのだそう。
また仕事を通じ世間に貢献したいという思いも強く、「私は音楽をつくり、世界に向け良きメッセージを発信したい」とも過去に語っている。壮大な夢を叶え世界に目を向けるようになったガガは、世界各国で大きく注目された米大統領選にてヒラリー・クリントン氏を最後まで熱心に支持。また夏にはインディアナポリスにて開催された全米市長会にてダライ・ラマと対面し、世界を思いやりに溢れる場所にすべく方法などについて話し合っていた。

出典:https://www.instagram.com/ladygaga
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)