雨降る路上で倒れた高齢女性、身動き取れないまま通報から3時間以上救急車を待つ(英)

雨降る路上で倒れた高齢女性、身動き取れないまま通報から3時間以上救急車を待つ(英)
倒れたまま路上で救急車を待っていた女性(画像は『WalesOnline 2017年9月8日付「Elderly woman left lying in the street for three hours in the rain waiting for an ambulance」(Image: South Wales Echo)』のスクリーンショット)
       
一刻を争う状況でないとはいえ緊急事態であることに変わりなく、救急車を呼ぶも身動きできないまま雨の中で3時間以上も待たされた高齢者女性。しかし通行人らが枕や布団、コートなどを差し出して女性が濡れないように気遣い、その後女性は無事病院に搬送された。英メディア『WalesOnline』『Metro』などが伝えた。

9月7日の13時45分頃、英ウェールズのカーディフで、ヴァーナさん(58歳)とリンダさん(56歳)という娘2人と一緒に銀行へ行くため電動車椅子でシティーサンターを訪れていたベロニカ・ルイスさん(78歳)。だが舗道に乗り上げようとした際にバランスを崩して、電動車椅子ごと倒れてしまった。

娘2人は母親を起き上がらせようとしたが、痛みを訴えたためどこか怪我をしたのかも知れないと救急車を呼んだ。事故を目撃した通行人らは、雨降る冷たい中で身動きできずに横たわったままのベロニカさんが濡れて冷えないようにと枕や毛布などを敷いたり、コートをかけるなどして気遣った。

ところがいくら待てども救急車は来ず、ヴァーナさんとリンダさんは4回も「The Welsh Ambulance Service」に電話をし救急車の要請をした。そして最初の電話から3時間以上も経った17時10分頃、ようやく救急車が到着しベロニカさんは病院へと搬送された。

この間、ベロニカさんの具合を「Clinical Contact Centre(クリニカル・コンタクト・センター)」の救急スタッフが電話口でチェックしており、一刻を争う事態でないと判断したのだろう。しかし3時間以上も待たされたことについてリンダさんは「こんな状態で高齢者を何時間も放っておくなんて、いくらなんでも許し難いことです。母はインシュリン投与が必要な糖尿病を抱えていて、他にも健康面で問題がありますから」と不快感を露わにした。「The Welsh Ambulance Service」は到着が遅れた理由を「連絡を受けた時間帯は、多くの救急車の要請があった」と述べたが、長時間待たせてしまったことを謝罪した。

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2017年9月12日の国際総合記事

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