1973年に初演したつかこうへいの代表作『熱海殺人事件』が45周年を迎え、岡村俊一が演出を手掛け新しい『熱海殺人事件』を作り上げる。初日前日の16日、東京・紀伊国屋ホールにて『熱海殺人事件CROSS OVER 45』囲み取材と公開ゲネプロが行われた。木村伝兵衛部長刑事は味方良介、捨て身の潜入捜査を行う水野朋子婦人警官に木崎ゆりあ、富山から来た田舎の刑事・熊田留吉にはNON STYLEの石田明、犯人・大山金太郎をダンス&ボーカルユニット「α-X’s」の敦貴と匠海がWキャストで演じる。
ゲネプロ前の囲み取材にて、木崎は「凄い緊張している。この作品に出会えて良かった。水野として演技をちゃんと届けられたらな」と語った。
この日、平昌五輪にてフィギュアスケート男子ショートプログラムで首位に立った羽生結弦選手について話が及ぶと、石田は「見惚れた。凄いですね。でも俺たちも負けてられないですよ。
木崎も、石田の言葉を聞きながら「負けてられない。(羽生くんに)なりますよ!!」と味方たちと声を大にした。
公開ゲネプロでは、息をつく暇もないくらいの長い台詞を完璧にこなしたキャストたち。
(TechinsightJapan編集部 斉藤智子)