大坂なおみ 集中力を維持しカリニナを圧倒、33本のウィナーを記録


女子テニスの「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/WTA1000)は現地4月25日、シングルス3回戦が行われ、第14シードの大坂なおみ(フリー/世界ランク15位)が予選勝者のアンヘリーナ・カリニナ(ウクライナ/同110位)を6-1, 6-3のストレートで下した。大坂は2019年以来、同大会で2度目となるベスト16進出を決めた。


【動画】大坂なおみ、快勝でベスト16!次戦は女王・サバレンカと激突 3回戦ハイライト

大坂は試合開始直後から高い集中力を維持し、1時間足らずで第1セットを6-1、第2セットも4-1と大きくリードを広げた。試合後のインタビューでは、「前回の試合から改善しようと努め、集中し続けることを意識した」と手応えを語っている。

終盤、カリニナに2ゲームを連取される場面もあったが、大坂はラブゲームでサービスキープし立て直した。最終ゲームでは9度のデュースにもつれ込む激戦となったが、5度目のマッチポイントを沈めて勝利を掴んだ。大坂は33本のウィナーを記録し、カリニナの6本を大きく上回る攻撃力を見せた。一方で、相手が放つドロップショットへの対応を課題に挙げ、「明日はその練習をしたい」とさらなる向上心を見せている。

今大会には娘のシャイちゃんを伴って参戦している。大坂は「娘と一緒に世界を回り、現地の食べ物を試してもらうのはとても特別なこと」と話し、マドリードを去る前には現地の料理であるクロケッタ(スペイン風コロッケ)を食べさせたいと、母親としての顔も覗かせた。プロ選手と母親の両立については「綱渡りのような状態だが、一日一日を大切に過ごしている」と、充実した表情で語っている。

4回戦で大坂は、第1シードのアリーナ・サバレンカ(同1位)と対戦する。サバレンカは3回戦でジャケリン・クリスティアン(ルーマニア/同33位)を6-1, 6-4で破り勝ち上がってきた。

両者の対戦成績は1勝1敗。
直近では今年3月のBNPパリバ・オープン4回戦で対戦しており、その際はサバレンカが勝利している。サバレンカは「これまでの対戦は常に素晴らしい戦いだった。サーフェスがどこであっても関係ない」と再戦を歓迎している。

勝者は準々決勝で、第11シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス/同12位)と第30シードのヘイリー・バプティスト(アメリカ/同32位)の勝者と対戦する。
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