杉山愛監督、最後の日本代表戦のメンバーを発表


女子テニスの国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ」プレーオフ「日本対アルゼンチン」(11月21~22日、東京・有明コロシアム)に出場する日本代表メンバーが発表され、代表監督を務める杉山愛氏が記者会見に臨んだ。

選出された代表メンバーは、坂詰姫野(橋本総業ホールディングス/世界ランク115位)、本玉真唯(安藤証券/同168位)、青山修子(安藤証券/ダブルス世界ランク25位)、穂積絵莉(日本住宅ローン/ダブルス同62位)、柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス/ダブルス同73位)の5名である。


1月から始まり11月の終わりまで続く過酷なシーズンの最終盤に行われる代表戦に対し、杉山監督は「大変な中スケジュールを空けてくれたのでまず選手に感謝したい。代表戦に向けて出たいですっていう意思表示をしてくれた選手たち」とへの深い感謝を口にしつつ、「自分にとっては最後の決戦ということで、いい形でワールドグループに残れるように全力を尽くして、いいチームワークで頑張れたらなというふうに思ってます」と意気込みを語った。

今回選出された坂詰について、杉山監督は「彼女に対しては強い思い入れがあります」と明かした。坂詰は2023年のウズベキスタン戦で初めて代表入りを果たして経験を積み、自力で勝ち上がった全米オープンの本戦で1勝を挙げるなど成長を遂げた。杉山監督は「今回はランキング上でもナンバーワンで出てくれる。主力になって、チームをきっと引っ張ってくれます」と大きな信頼を寄せ、彼女の魅力について「メンタル的にも強気なプレースタイルと勝負強さ」と高く評価し、「私自身もサポートしがいのある選手」と成長に対する喜びを口にした。

また、就任から4年間の任期を振り返り、監督を終える決断の背景を説明した。4年間でファイナルズに2回連続で出場できた経験を「監督冥利に尽きる」と回想。一方で、「自分自身も気持ちもそうですし、時間もそうですし、相当注いできたっていうところはある。これをあと2年できるかといったら、できないなっていう決断で4年で終わらせていただく」と退任の理由を明かした。

さらに、任期中の目標として「ランキング的にも100位以内に5人、さらに100位から200位に5人みたいな、そういう具体的な数字は自分の中では目標としてあったんですけど、そこはちょっと果たしきれなかった」と悔しさも覗かせた。最後に向けて、杉山監督は「ここからはまた次の監督にいいバトンが渡せたらなというふうに思って、そういう意味でもこのプレーオフは、何がなんでも勝利で終わりたいな」と強調した。
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