ボクシングの元IBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗さんの近況が報告された。

 ABEMAオリジナルの密着型ドキュメンタリー「NO MAKE」では20日までに、兄で元WBC世界ミニマム級王者・重岡優大さんと、銀次朗さんの兄弟に独占密着した。

 銀次朗さんは昨年5月24日の世界戦後に急性右硬膜下血腫のため開頭手術を受け、同年8月6日に熊本県内の病院に転院。一命を取り留めたものの、言語障害や車いす生活という重い後遺症を抱えることとなった。

 優大さんは25年8月13日、銀次朗氏を支えていくために現役引退を表明。「銀次朗の居場所を作りたい」と熊本市内にカフェ「Shinonome coffee」をオープンし、夫婦で営んでいる。退院した銀次朗さんの日々の介護に寄り添いながら「これからも家族を守りつつ、こいつらも守るのが今の俺の人生。ボクシングやめる価値あるでしょ」と、力強く前を向いた。

 また番組には、銀次朗さんと交際7年目の恋人・サキさんも出演した。24歳のサキさんは事故後、仕事を辞めて熊本への移住を決意。「銀ちゃんと離れることになると思ったら、そっちの方がつらくて。『それなら銀ちゃんと一緒にいた方がいい』と親と話して熊本に来ました」と振り返る。

 「何も知識がなくて、とりあえず銀ちゃんを車いすに移すとかしかできなくて。何かあった時に怖いなと思って、最低限の知識を取ろうと思って(資格を)取りました」と現在はヘルパーとして専門的な知識を身につけ、銀次朗さんの介護に励んでいることが明かされた。

 そんなサキさんの姿に、優大さんは「僕たちがサキちゃんのことを一番に考えてあげないといけない」「俺が絶対この二人が毎日楽しく過ごせる環境をなるべく早く作ってあげたい」と語りつつ、「だからと言って、サキちゃんが『限界です、東京に帰ります』と言っても、それは全然OK」「俺だったらとっくに逃げ出している。サキちゃんはそれをしていないから、それだけでリスペクト」と深く感謝していた。

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