巨人は21日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を行い、22日の「2026年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」に向けて準備した。

 会議後、榑松伸介スカウトディレクターが報道陣の取材に対応。

注目のドラフト1位指名選手については当日決定となり、事前公表はしないと明かした。競合した場合は抽選のくじ引き役は水野編成本部長が務める。

 昨年はドラフト前日に榑松ディレクターが鷺宮製作所・竹丸和幸投手の1位指名を公表。他球団は竹丸を指名せず即戦力左腕の「1本釣り」に成功した。事前公表なしは関大・金丸を1位指名した24年以来2年ぶりとなる。

 巨人は5月に阿部前監督が辞任し、オフェンスチーフコーチだった橋上監督代行が交流戦からシーズン終了まで指揮をとった。現時点で来季の監督は未定。ドラフトは監督不在で、水野編成本部長を中心にスカウト、フロント陣で臨む見込みとなっている。

 巨人のドラフト監督不在となれば2015年以来11年ぶり。当時は原監督がシーズン終了後に辞任を表明し、高橋由伸外野手に現役引退、監督就任要請している段階でドラフトを迎えたこともあり監督不在で臨み、その後、高橋監督が新監督に就任した。

 過去10年の巨人のドラフト1位は以下の通り。10年中9年で複数球団競合の抽選が発生している。

【25年】竹丸和幸投手(鷺宮製作所)

【24年】石塚裕惺内野手(花咲徳栄)2球団競合〇 ※金丸夢斗投手(関大)4球団競合×

【23年】西舘勇陽投手(中大)2球団競合〇

【22年】浅野翔吾外野手(高松商)2球団競合〇

【21年】大勢投手(関西国際大)※隅田知一郎投手(西日本工大)4球団競合×

【20年】平内龍太投手(亜大)※佐藤輝明内野手(近大)4球団競合×

【19年】堀田賢慎投手(青森山田)※奥川恭伸投手(星稜)3球団競合×→宮川哲投手(東芝)2球団競合×

【18年】高橋優貴投手(八戸学院大)※根尾昂内野手(大阪桐蔭)4球団競合×→辰己涼介外野手(立命大)4球団競合×

【17年】鍬原拓也投手(中大)※清宮幸太郎内野手(早実)7球団競合×→村上宗隆捕手(九州学院)3球団競合×

【16年】吉川尚輝内野手(中京学院大)※田中正義投手(創価大)5球団競合×→佐々木千隼投手(桜美林大)5球団競合×

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