AP通信は19日(日本時間20日)、今オフのMLBのFA選手に提示されるクオリファイング・オファー(QO)の金額が、前年比5・1%増の2315万ドル(約36億7000万円)で過去最高になったと報じた。昨年の金額は2202万5000ドル(約34億9000万円)だった。

 QOの金額は今年のMLBの年俸上位125人の契約額の平均によって決まる。同制度は12年シーズン終了後に導入された。これまでに提示された157件のオファーのうち受諾されたのは18件にとどまっている。FA選手にQOを提示できるのは開幕日から同じ球団に継続して所属しており、過去に提示されたことがない選手に限られる。ワールドシリーズ終了後にFAとなる可能性があり、同制度の対象となる主な選手としてはカブス・鈴木誠也外野手(32)らが挙げられる。昨年はQOを提示された13人のうち、カブス・今永昇太投手(33)ら史上最多の4人が受諾した。

 今季でカブスとの5年契約が満了した鈴木はシーズン終了後、来季の所属先を選ぶ上で重視する点を問われ「家族が安心して住めるところが一番いい」と家庭第一の姿勢を示していた。メジャーでも屈指の外野手に成長した鈴木を巡ってはブルージェイズなど多くの球団が獲得に乗り出すとされている。

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