タイ・ホテル協会(THA)南部支部のスクシット支部長は、1月の宿泊率が85%に達する見込みで、新型コロナウイルス流行以前の水準まで着実に回復しつつあると話した。一方で三つ星以下のホテルは、予約件数の低迷が続いているという。


 

2月の予約件数は70~80%で、3月は60%程度。同氏は、海外旅行を解禁したばかりの中国市場を除き、全体的に回復していると述べた。

マイナス要因としては、タイと海外を結ぶ航空便数の回復が遅れていることを指摘。新型コロナウイルス流行前の2019年に450便あったフライト数が、現時点で約半数の240便程度に留まっている。搭乗率は約70%に回復しているという。

2022年に南部プーケット県を訪れた外国人旅行者は、1位:ロシア、2位:インド、3位:オーストラリア、4位:英国、5位:シンガポール、6位:ドイツ、7位:マレーシア、8位:カザフスタン、9位:アメリカ、10位:イスラエルだった。