パーンプリー前外相の顧問を務めていたマリス・サンジャンポンサ氏が3日、タイ新外務大臣に就任した。外務省の9日発表によると、川上陽子外務大臣は、祝意を表する保管を送り、「包括的戦略的パートナー」となった両国関係を更に発展させ、日ASEANの協力関係を強化したいと伝えた。


ネイションの報道によると、パーンプリー前外相は、4月28日の内閣改造で副首相のポストを外れた後、電撃辞任を発表していた。マリス氏の外相就任は4月30日、王室官報で発表された。

マリス氏は、オーストラリアやフィジー、ネパールなどの国でタイ大使を務めた。1994年にタクシン氏がチュアン・リークパイ政権の外相に就任して以来、マリス氏はタクシン氏に近い存在して知られている。タクシン氏の妹であるインラック・チナワット元首相は、マリス氏をバヌアツ大使に任命した。