タイ工業省工業経済庁(OIE)の28日発表によると、2025年7月の製造業生産指数(MIP、基準年2016年=100)は前年同期比3.98%減の93.34で、4カ月ぶりに低下した。自動車生産の縮小が要因。


プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、7月の設備稼働率は57.37%。OIEのパサコーン事務局長は、大手メーカーが工場移転のため生産を一時停止していることに加え、一部メーカーがガソリン車の生産台数を縮小していることが響いたと説明。大手製油所が大規模メンテナンスのため営業を停止していることも要因となった。

さらに、米国の新関税と高水準の家計債務のため、企業は在庫を売却。消費者の支出もより慎重になり、企業の売上げに影響が出ている。

1~7月のMPIは前年同月比0.7%下落。OIEは2025年通年のMPIを、当初の0~1%成長から0~0.5%成長と下方修正した。

7月に好調だった産業は、モーター、発電機、変圧器、制御機器。減速した産業は石油精製製品、ディーゼル、ジェット燃料、ガソリン。

編集部おすすめ