燃料高による運輸コストの高騰で、タイの渡船各社は相次いで運賃を引き上げている。バンコクのセンセープ運河の渡船会社は、今週中に1区間当たり1バーツ値上げする予定。
プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、センセープ運河船を所有するクロブクルア・トランスポート社のチャワリット社長は、人件費とディーゼル燃料の値上げで深刻なコスト高に直面し、特にディーゼル価格の上昇が運営費の50%以上を占めると明かした。
同社は今週、1区間当たり1バーツ値上げし、運賃を11~21バーツから12~22バーツ変更する準備を進めている。ディーゼル価格がさらに上昇した場合、更なる値上げも検討する。
南部スラートターニー県本土とサムイ島、パンガン島を結ぶ主要フェリーを運航するシートラン・フェリーも、19日から運賃を引き上げる予定。旅客運賃は1回当たり170バーツから180バーツに、車両運賃は550バーツから580バーツに値上げする。
フェリーを利用するトラック運転手は、「燃料価格の高騰で苦境に立っているが、運賃の値上げでさらに負担が増える」と不満を述べた。
一方、東部トラート県のレムソック埠頭とクート島、マーク島を結ぶフェリーの運航会社は、当面の間、運賃を1回600バーツに据え置く。同社は1日当たり約2000リットルの燃料を確保し、運航を支えているという。だがフェリー船長の1人は、燃料高騰と燃料不足が続けば、運賃の値上げは避けられないと危機感を示した。








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