バルセロナのメッシ photo/Getty Images
2010-11シーズン以降の数字を見てみると
バルセロナFWリオネル・メッシ、ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドの2人は、毎試合のようにゲームの行方を決定づけるスペシャルなプレイを披露してきた。ここ10年のバルセロナはメッシが支配しており、ロナウドもレアル・マドリードとユヴェントスで常に主役だった。
では、2人がどれほど決定的な働きを見せてきたのか。得点数も凄いのだが、それ以外にもとんでもない数字が存在する。今回英『SportBible』が注目したのはマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を獲得した回数だ。
2010-11シーズンからの数字を見ると、ロナウドは125回MOMに選ばれている。この数字も見事だが、メッシの場合は225回を記録している。2010-11シーズン以降で100回を超えているのはこの2人だけで、いかに重要な役割を果たしてきたかが分かる。特にメッシの225回は異常だ。
2位以下を見てみると、チェルシーの中心だった現レアル・マドリードFWエデン・アザールが93回、今もMLSのロサンゼルス・ギャラクシーで活躍を続けるFWズラタン・イブラヒモビッチが89回、バルセロナでメッシとともにMSNトリオを形成したFWルイス・スアレスと現パリ・サンジェルマンFWネイマールが65回で並んでいる格好だ。
さすがに得点を決めるアタッカーの選手が多くランクインしているが、9位にバルセロナMFアルトゥーロ・ビダル(53回)が入ってきているのも興味深い。アタッカー以外の選手ではビダルだけがトップ10に入っており、攻守両面で重要な働きをしていることが分かってくる。
メッシとロナウドは今後も数字を伸ばしてくるだろう。メッシならば300回を目指すことも不可能ではないかもしれない。
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