レアルのモドリッチ photo/Getty Images
簡単に世代交代はさせない
最近のレアル・マドリードでは若手が何かと話題を集めるが、意地を見せるベテランプレイヤーたちのことも忘れてはならない。
この終盤戦に輝きを放ったのは、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの連続バロンドール受賞を止めた人物でもあるMFルカ・モドリッチだ。
モドリッチはクロアチア代表の一員として2018ロシアワールドカップでチームを準優勝へ導き、それが評価されて2018年度のバロンドールを受賞した。
ところが、その次のシーズンは評価が落ちた。ワールドカップ、レアルでの過密日程により、疲労が出たのではないかと言われている。
年齢は34歳となり、レアルではレンタル移籍中のマルティン・ウーデゴーも存在感を増してきている。ウーデゴーを中盤で起用するなら、モドリッチが外されるとの予想もある。
しかし、モドリッチは今季リーグ戦にて8アシストを記録。スペイン『MARCA』は、モドリッチにとってレアル移籍後最多のアシスト数だと称賛している。
特にリーグ戦再開後に3つのアシストを記録するなど、終盤の追い込みに貢献。34歳でもまだ衰えたわけではないと証明した。この数字を見せられると、簡単にウーデゴーら若手と世代交代とは言い出しにくい。
カゼミロ、トニ・クロース、モドリッチの黄金トリオは今季も健在だったが、モドリッチはまだ高いレベルでプレイできる。年齢だけで全てを判断するべきではないか。
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