フランクフルトの長谷部 photo/Getty Images
難しいピッチ上の監督探し
今後のフランクフルトにとって課題の1つとなるのが、長谷部誠の後継者探しではないだろうか。
ゴールを量産するストライカーや、美しいアシストを連発するチャンスメイカーらも探すのが難しいが、長谷部のように守備的MFとリベロの両方をこなしてくれる冷静沈着なリーダータイプの選手を探すのもなかなか難しい。
長谷部も36歳を迎えており、キャリアの終わりは確実に近づいている。フランクフルトはそろそろ後継者を見つけておきたいところだろう。
『90min』は、中盤と3バック中央の両方からチームをオーガナイズしてきた長谷部の価値は過去のフランクフルトにとって極めて大きいものだったと絶賛する。

ラピード・ウィーンのリュビチッチ photo/リュビチッチのInstagram
そしてそんな長谷部の後継者候補として名前が浮上しているのが、オーストリアのラピード・ウィーンでプレイする22歳のデヤン・リュビチッチだ。
リュビッチは187cmのサイズを誇り、今季も守備的MFとセンターバックの両方を担当している。サイズ的には長谷部より最終ラインの仕事に向いているタイプと言えよう。
長谷部が積み上げてきた経験値はリュビッチに備わっていないものだが、フランクフルトはピッチ上の監督とも言える長谷部の後継者に誰を据えるのか。数字には現れにくいが、長谷部が抜けた時にフランクフルトはその大きさを痛感するはずだ。
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