阿部勇樹の“22番”を継いだ中盤の要となる男 ボランチで定位...の画像はこちら >>

昨季は30試合に出場した柴戸 photo/Getty Images

昨季の29番から22番へと背番号を変更

昨シーズン限りで現役を引退した浦和レッズの阿部勇樹。阿部といえば浦和加入年から背負い続けている22番の印象が強く、今季は誰がその番号を引き継ぐのか注目が集まった。



そんな中で2022シーズンに22番を背負うこととなった男が柴戸海だ。2018年に明治大学からチームに加入し、着実に伸び続けている中盤のかじ取り役は、今季より偉大なボランチが付けた番号を継承することが決まり、多くのサポーターがさらなる輝きに期待していることだろう。

昨季はキャリアハイとなる20試合に出場。2020年は25試合、2019年は20試合と徐々に試合数を増やしており、今季は全試合出場にも期待がかかる。昨シーズン序盤はサブに甘んじる機会も多かった柴戸。しかし持ち前の守備力に加えて自らボールを運び、前線へパスを供給する攻撃面での成長を見せつけている。2018年の加入ながら、チーム内での在籍の長さは西川周作、関根貴大に次ぐ3番目にという存在となっており、リーダーシップを見せチームをけん引していく姿にも期待がかかる。

またボランチには昨季から多くの選手が加入しており、特にリカルド・ロドリゲス監督が徳島ヴォルティス時代に信頼をおいていた岩尾憲の加入が、昨季のレギュラー陣にも大きな危機感をもたらしているだろう。柴戸を含め中盤2枚を担う選手は誰になるのか。偉大なる22番を付け、新たなシーズンに挑む柴戸の姿に注目だ。

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