川崎でもプレイした森谷 photo/Getty Images
ミドルシュートが武器の33歳
サガン鳥栖は愛媛FCから森谷賢太郎を獲得したことを発表した。今季は主力の大量放出となった同クラブだが、森谷はどのような存在感を発揮できるだろうか。
2011年に筑波大学から横浜F・マリノスへと加入した森谷だったが出場機会は少なく、2013年に川崎フロンターレへ移籍。川崎では途中出場が多いものの、2017年には9月の月間ベストゴールに選出されるスーパーゴールを決めるなどインパクトを残す。
その後はジュビロ磐田でもプレイし、2020年からは愛媛へ加入した。愛媛での2シーズンで62試合に出場するもノーゴールに終わり、昨季限りでチームを退団している。高いシュート技術とミドルシュートを武器にゴールネットを揺らす森谷。川崎時代には風間八宏監督の下でトラップやパスの基礎技術を向上させて巧みなプレイを見せている。
ポゼッションスタイルを志向する鳥栖で、森谷の技術が活きることは間違いないだろう。さらに自身の持ち味を発揮してゴールを奪うことができれば、鳥栖の大きな武器となるはずだ。豊富な運動量で2列目から積極的に顔を出すアタッカーは、3年ぶりとなるJ1の舞台でどのように輝きを放つだろうか。