驚異的なペースで得点を積み重ねるバログン photo/Getty Images
今季リーグ・アンで15得点と爆発しているバログン
アーセナルからレンタルでスタッド・ランスに加入しているFWフォラリン・バログンは、移籍当初はほとんど話題にならなかった。しかし現在、フランスで得点力が爆発し、覚醒していることが注目されている。
現在21歳のバログンはアーセナルの下部組織出身で、19歳の時にELダンドーク戦で途中出場し、トップチームデビューを果たした。するとプロキャリア2戦目となったELモルデ戦で、プロキャリアの初シュートでいきなりゴールを決め、結果を残した。しかしその後、出場機会に恵まれず、ミドルズブラにレンタル移籍をすることとなった。
今シーズンは日本代表FW伊東純也が所属するフランスのスタッド・ランスにレンタル移籍をしているが、22試合で15得点と驚異的なスピードで得点を量産している。この得点数はキリアン・ムバッペ、リオネル・メッシ、ネイマールを上回るものである。さらに現在リーグ・アンで得点ランキング単独1位に位置しており、一躍注目を浴びている。
欧州の5大リーグで見ても、今季のバログンの得点力は凄まじいもので、今季、バログンより多くのゴールを決めたのはアーリング・ハーランド、ハリー・ケイン、ヴィクター・オシムヘンの3人だけとなっている。
そんなバログンをアルテタ監督は高く評価しており、バログンの来季復帰を示唆した。
「彼の活躍に満足している。彼はとても野心的な青年で、勇気があり、ゲームにも関与し続けている。彼がレンタル移籍する前に、スタッド・ランスが適切な場所かどうか彼とも話し合った。あの時からランスでの活躍を確信していたよ」
「ゴール数にはただ驚くばかりだ。
フランスの地で覚醒をしているバログン。ACミランからの関心などもあり、来シーズンの去就はまだ不透明となっている。所属元であるアーセナルでプレイすることになるのだろうか。来シーズンのバログンの去就にも注目が集まる。