伊藤の活躍に注目だ photo/Getty Images
今季はすでに7ゴール
アルビレックス新潟は5日、伊藤涼太郎のシント・トロイデンへ完全移籍することで、クラブ間の基本合意に達したことを発表した。伊藤は今後、メディカルチェックを経て、正式契約を結ぶ予定となっている。
伊藤は1998年生まれの現在25歳。作陽高校から浦和レッズへ加入し、水戸ホーリーホックや大分トリニータへ期限付き移籍する。昨季新潟へと渡ってJ2優勝に貢献した。今季はJ1で主力として活躍し、16試合7ゴール4アシストを記録している。
シント・トロイデンは今季のジュピラー・プロ・リーグを11勝9分14敗の12位で終了。5バックを軸として攻撃を展開するクラブにおいて、伊藤がどのように創造性を生み出せるか、注目だ。
伊藤は今回の発表に際して以下の通りにコメントしている。
「過去の自分は、J1の舞台でなかなか活躍できずにいました。そんな自分を新潟は迎え入れてくれて、出場機会をいただけたからこそ、海外クラブからのオファーが現実のものとなったと、感謝してもしきれない気持ちです。『今季はタイトルを獲る』と言い続けたにもかかわらず、シーズン途中で移籍することを申し訳なく思う気持ちも強いのですが、この目標はチームメイトを信じて託して、海外で挑戦してきたいと思います」