日本人選手がW杯得点ランク首位に立つ 女子W杯2023で“大...の画像はこちら >>

GSで4ゴール奪った宮澤 photo/Getty Images

なでしこの攻撃を引っ張る存在に

FIFA女子ワールドカップ2023はまだグループステージ3試合を終えた段階ではあるものの、なでしこジャパンの選手が得点ランクをリードする展開になると誰が予想しただろうか。それもセンターフォワードの選手ではなく、MF宮澤ひなたがだ。



23歳の宮澤は初戦のザンビア戦、先日のスペイン戦でそれぞれ2ゴールずつを奪い、4ゴールで得点ランク首位に立っている。

世界もこの活躍は予想外だったのかもしれない。英『The Guardian』は『今大会でブレイクした選手10人』と題した特集に宮澤を含めている。得点ランク首位の選手となれば、この選出は妥当だろう。

他にはブラジル代表MFアリ・ボルジェス(22)、ハイチ代表GKケルリー・テウス(24)、アイルランド代表FWアビー・ラーキン(18)、ノルウェー代表GKソフィー・ロマン・ハウグ(24)、オーストラリア代表DFクレア・ハント(24)。

ナイジェリア代表FWトニー・ペイン(28)、コロンビア代表FWリンダ・カイセド(18)、ポルトガル代表FWフランシスカ・ナザレス(20)、イングランド代表FWローレン・ジェイムズ(21)が選出されている。

なでしこジャパンでは大会前にFW岩渕真奈がメンバーから外れており、世界的にも有名だった岩渕のメンバー外は世界も予想外だったのかもしれない。日本の攻撃を誰がリードするのか気にしていた人も多いはずだが、グループステージでは中盤の選手が積極的に前線へ顔を出すプレイも目立った。その流れの中で宮澤が4ゴールを挙げることになり、グループステージだけで4ゴールを奪った活躍に世界が酔いしれている。

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