メッシのいるマイアミ相手にハットトリック サウジで《81戦6...の画像はこちら >>

アル・ナスルでプレイするタリスカ photo/Getty Images

C・ロナウドにも負けぬ存在感

1日に行われたアル・ナスルVSインテル・マイアミの親善試合。残念ながらクリスティアーノ・ロナウドVSリオネル・メッシのバトルは実現しなかったが、今何かとサッカー界を盛り上げている両チームの対戦は世界的な注目を集めた。



結果はアル・ナスルが6-0とまさかの大勝を飾ったが、このゲームでハットトリックの活躍を披露したのがアル・ナスル所属のブラジル人MFタリスカだ。

中国の広州FCでもプレイしてきた30歳のタリスカは、2列目の選手ながら得点力が高い。広州では65試合で39ゴール、アル・ナスルでも81試合で63ゴールと得点力が爆発している。

これだけの実力がありながら、タリスカはセレソンでプレイしたことがない。ブラジルのバイーアで育ち、そこからポルトガルのベンフィカ、トルコのベシクタシュと渡り歩いてから、2018年に中国の広州へ向かっている。実力的には5大リーグでも活躍できた可能性があり、アジアのレベルでは手に負えないMFでもある。


SNS上では「彼には才能があるが、楽なリーグでその可能性を無駄にしている」といった意見も出ている。2月からはACLもベスト16の戦いがスタートし、アル・ナスルは何かと話題のサウジアラビア勢の一角として注目を集めることになる。ロナウドだけでなく、タリスカの存在も相手の脅威となりそうだ。