ソルトレイク戦のメッシ photo/Getty Images
足下の技術がいまだ超一流であることを証明した
リオネル・メッシが、メジャーリーグサッカーの新シーズン開幕戦で披露した素晴らしいスキルが話題となっている。
対戦相手は昨季ウエスタンカンファレンス5位だったレアル・ソルトレイク。
シュートは惜しくもゴールこそならなかったが、見るものをあっと驚かせたこの大胆なスキルは、メッシの健在ぶりを確信させるに十分だっただろう。
またこの試合は、メッシの活躍もあってインテル・マイアミが2-0で勝利した。
ゴールを奪ったのは、ロバート・テイラーとディエゴ・ゴメスの2人。前半38分に記録したテイラーの先制点をアシストしたのもメッシだった。
ピッチ中央からメッシが、右前に走り込んだテイラーにスルーパスを送る。パスは少し長く伸びたものの、相手のペナルティエリアの右端でテイラーが追いつく。その比較的角度のないところから、ゴールキーパーの手を弾く低く鋭いシュートを放ち、見事にゴールを記録した。
2ゴール目は後半37分。
W杯を制し、バロンドールを8度受賞した36歳の名プレイヤーは、昨年、欧州の最高峰リーグから去ったものの、体のバランスやキレ、タッチの技術、サッカーIQ、どれを取っても超一流のままのようだ。今季も変わらず、その素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるに違いない。