エデルソンにも劣らないマンCの守護神 photo/Getty Images
今季も安定のパフォーマンス
マンチェスター・シティに所属するGKシュテファン・オルテガは今夏の去就が注目されている。
2022年夏にビーレフェルトからシティに加入したオルテガ。昨シーズンは守護神エデルソンに次ぐ、2ndGKとして国内カップの出場がメインではあったが、今季はエデルソンが試合中に負傷交代を強いられることもあり、リーグ戦も9試合に出場している。
14日に行われたプレミアリーグ第34節のトッテナム戦ではソン・フンミンの決定機でスーパーセーブを見せるなどプレミアリーグ4連覇に大きく貢献したオルテガ。エデルソンの後ろに同選手が控えていることはシティにとってこの上なく頼りになった。
そんなオルテガとの現行契約は2025年6月までとなっており、今夏には残り1年を迎える。シティは契約延長の交渉を進めようとしているが、同選手は家族の事情も考慮しており、この交渉はまだ進んでいない。そんななかオルテガは優勝セレモニーの後、自身の去就に言及した。
「ここに留まることに反対する理由はあまりない。19試合に出場したと思うので、自分のプレイ時間は確保できている。僕はここでいい気分だし、家族もいい気分だ。シティよりずっといいオファーがあるはずだが、今のところそれは見当たらない」(英『Manchester Evening News』より)
エデルソンにも今夏退団の噂が浮上しているシティだが、今のところオルテガはシティ残留に前向きのようだ。しかし今シーズンの同選手の活躍を考えると、これから他のクラブが守護神としてオルテガの獲得に動く可能性も十分に考えられる。
FAカップの決勝でもゴールマウスを任されることが濃厚なオルテガの今夏の去就はシティの来シーズンに大きな影響を及ぼすだろう。
A stunning stop from Stefan!
— Manchester City (@ManCity) May 15, 2024
@Sure pic.twitter.com/HuxLP4eS7c