トロフィーを掲げるグリーリッシュ photo/Getty Images
怪我にも悩まされる
イングランド代表FWジャック・グリーリッシュにとって、今シーズンは悔しい一年になった。
FAカップとCLでは大一番で敗退してしまったが、プレミアリーグでは史上初の4連覇を飾ったマンチェスター・シティ。
そんななか、グリーリッシュは公式戦36試合で3ゴール3アシストを記録。プレイ時間は2114分となった。今季のプレミアリーグは20試合のうち、スタメンは10回。昨シーズンのような絶対的な存在にはなれなかった。
もちろんこれは度重なる怪我での離脱も影響しているが、同ポジションのドク(公式戦45試合で7ゴール10アシスト)の台頭も関係しているだろう。
思うような一年を送れなかったグリーリッシュだが、指揮官のペップ・グアルディオラは来シーズンの10番に期待を寄せている。
「彼は戻ってくるだろう。今季は苦戦を強いられていたが、ジェレミーはここ数試合で誰もが見たように信じられないほどの進歩を遂げた。でも、ジャックは昨シーズンのレベルに戻るだろう。
ドクが左ウイングの一番手とも言われていた時期もあったが、シティにとってはスタイルの違うドクとグリーリッシュを使い分けることがベストだ。さらにドクとグリーリッシュの併用も来シーズンは期待したい。苦しい一年を経験したシティの10番はかつての輝きを取り戻すことができるだろうか。