イタリア代表でも活躍したトッティ photo/Getty Images
シュートの精度・威力ともにハイレベルだった
これまでアーセナル、ローマ、ユヴェントスなどでプレイを続け、今夏にはバルセロナと契約を結んだポーランド人GKヴォイチェフ・シュチェスニ。今夏には一時現役を退く決断を下したが、バルセロナでGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが長期離脱することに。
ビッグクラブで長くプレイしてきたシュチェスニの経験値は心強いが、ではそんなシュチェスニが選ぶシュート精度が高かった『最高のフィニッシャー3名』は誰なのか。
『ESPN』とのインタビューで、シュチェスニはまずリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの名前を挙げている。これに関しては驚かないだろう。気になるのは3人目だ。
シュチェスニが選んだのは、元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティだ。同じポーランド代表でプレイしてきたFWロベルト・レヴァンドフスキの選択肢もあったはずだが、シュチェスニはトッティを選んだ。
「ロベルト(レヴァンドフスキ)はこの答えに怒るかな。ただ、実際に彼と対戦したことはないからね。あくまでチームトレーニングの中だけだ。フィニッシュの精度に関しては、トッティが別格だよ」
トッティはトップ下から1トップまでこなすローマの王子様で、確かにシュートセンスは威力、精度ともに抜群だった。シュートのバリエーションも豊富で、イタリアが生んだ天才アタッカーの1人で間違いない。