決勝戦はバルセロナの新旧10番対決 Photo/Getty Images
ラ・マシアが世界を席巻
どちらが優勝しても"栄光はラ・マシアのもの"――。2026年ワールドカップ決勝はアルゼンチン代表とスペイン代表が激突するが、その舞台ではFCバルセロナの育成組織「ラ・マシア」の存在感が際立つことになる。
最大の注目は、39歳のリオネル・メッシと19歳のラミン・ヤマルによる新旧スター対決だ。約20年の世代差がありながら、2人はいずれもラ・マシアで育ち、バルセロナの哲学を学んできた。バルセロナにとっては、クラブの歴史と未来を象徴するような夢の顔合わせとなる。
メッシは2000年に13歳でラ・マシアへ加入し、クラブ史上最高の選手と称されるまでに成長。一方のヤマルも幼少期からラ・マシアで才能を磨き、10代にして世界最高峰の舞台へ駆け上がった。
もっとも、ラ・マシア出身者は2人だけではない。スペイン代表にはパウ・クバルシ、ダニ・オルモ、マルク・ククレジャ、エリック・ガルシア、アレハンドロ・グリマルド、ガビが名を連ねるほか、ビクトル・ムニョスも下部組織でプレイした経験を持つ。
『MUNDODEPORTIVO』は、「決勝の主役はメッシとヤマルだけではない」と指摘。ラ・マシアはバルセロナのトップチームだけでなく、世界の舞台で活躍する一流選手を次々と輩出し続けていることを、今回のワールドカップ決勝が改めて証明していると伝えた。
アルゼンチンが連覇を果たしても、スペインが世界一に輝いても、優勝メンバーの中心にはラ・マシア育ちの選手が立つ。世界最高峰の舞台で実現する"ラ・マシア対決"は、バルセロナが長年築き上げてきた育成哲学の偉大さを改めて示す一戦となりそうだ。

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