◆第108回全国高校野球選手権東東京大会 ▽4回戦 成立学園7―3紅葉川(17日・ジャイアンツタウンスタジアム)

 昨年の秋季大会でベスト8に進出した成立学園が紅葉川を7―3で退けて、5回戦進出を決めた。

 ルーキーが大舞台で躍動した。

「9番・二塁」で今大会初スタメンとなった成立学園・辻本勇人内野手(1年)が、3打数2安打2打点。4―3と1点リードの5回には、2死満塁で中前2点適時打を放ち貴重な追加点をもぎ取るなど、攻撃で存在感を示した。

 初スタメンに「とても緊張していた」と語る辻本だったが、先輩の中川陽介左翼手(3年)からのアドバイスに救われた。「思いっきり何も気にしないで、ただがむしゃらに頑張るだけでいい」。その言葉通り、バットを短く持って狙い球の直球をはじき返して、「自分のプレイが出せた」と笑顔で振り返った。

 安藤信二監督は辻本のスタメン起用に踏み切った理由をこう説明する。「普通に話すとおとなしい子ですけど、チャンスに強く物おじせずにプレーができる。そこに期待をして使いました」。2安打2打点の活躍ぶりに、「1番いい形で打ってくれましたし、期待通りでした」と指揮官も目を細めた。

 次戦は5回戦で目黒日大と激突する。ベスト8を目指す上で負けられないが、辻本は「(スタメンで)出れるならどんな相手でも関係なくしっかりと戦っていきたい」と力強く語った。

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