◆女子プロゴルフツアー 明治安田レディス 第2日(17日、宮城・仙台クラシックGC=6692ヤード、パー72)

 第2ラウンドが進行しており、プロ5年目の25歳・高久みなみ(ミロク情報サービス)が40位で出て6バーディー、1ボギーの67をマークし、通算7アンダーで上位に浮上した。

 終盤の3連続バーディーで猛チャージした。

2つ伸ばして迎えた後半5番でグリーン右手前20ヤードからチップイン、6番と7番はともに2メートルに寄せて伸ばした。「こんなにスコアが出るとは思わなかった。比較的、淡々とプレーできた」と振り返った。

 第1ラウンドで新たなドライバー、スプーン、4番と5番ユーティリティーの4本を初投入。自身の感覚に合わず、この日はスプーンを除く3本を以前のクラブに戻した。全体的に右へ曲がるショットが多く「ボールを捕まえようとしたけど、不安で18ホール終わった。信頼のあるクラブに戻して安心感があった」と好スコアにつながった。

 福島・西白河郡出身。姉2人も東北福祉大ゴルフ部で活躍した、3姉妹ゴルファーの末っ子だ。前週は次姉・ゆうながキャディーを務め、今週は長姉・あずさが帯同してサポートを受けている。グランディ那須白河GCのシニアアドバイザーを務める父・幸夫さんも現地で応援し、地元で飲食店を営む母の支えも大きい。「私のために家族総出で協力してくれているので、結果で返したい」と感謝の思いは強い。

 プライベートでは、人気ラッパーの「ちゃんみな」のファンクラブに入るほど熱中。12日の東京ドーム公演はチケットを購入しながらも試合出場のため現地に行けなかったが、インターネット配信で楽しんだ。移動中は楽曲を聴いて気持ちを高ぶらせており、「曲も人としても好き。絶対にマイナスに考えない。私はマイナス思考なので、見直しています」とエネルギーをもらっている。

 今季は18試合に出場し、予選落ちが8回、棄権が1回と低迷。「去年に比べたらうまくいかず、足踏みしている感じ。全体的にかみ合わない」と言うが、今大会は久しぶりに上位で決勝Rに進んだ。今季後半戦へ「多くポイントを取れたらいいなと思う。初優勝? こころのどこかにはあります」と語った。

 プロ5年目のツアー初優勝に向けて、決勝Rに臨む。「あまり気負わず、今日みたいなプレーができれば、60台を目指して頑張りたい」と見据えた。

 ◆高久 みなみ(たかく・みなみ)2000年12月12日、福島・西白河郡生まれ。25歳。茨城・明秀学園日立高卒。10歳から父の影響でゴルフを始める。21年11月にプロテスト合格。ツアー最高成績は25年ミネベアミツミレディスなどの7位。趣味は映画観賞とスポーツ観戦。159センチ、59キロ。家族は両親、姉2人。

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