「ヴィニシウス不在がむしろ好都合に……」 レアルに思わぬ追い...の画像はこちら >>

レアルに所属するヴィニシウス photo/Getty Images

欠場でチームの立て直しにつながる可能性も

レアル・マドリードにとって、ヴィニシウス・ジュニオールの出場停止が思わぬ追い風になるかもしれない。スペイン紙『SPORT』は、ビジャレアル戦で退場処分を受けたブラジル代表FWについて、最低2試合の出場停止となり、バルセロナとのクラシコを欠場することになれば、チームにとって好都合な結果になる可能性があると指摘した。



ヴィニシウスはビジャレアル戦で相手選手の髪を引っ張り、退場処分を受けた。『SPORT』は、この行為について、ボールがプレイされていない状況で相手の髪を引っ張ることは明白な暴力行為に当たると主張。退場の判定には疑問の余地がないとの見解を示した。

同紙は、審判の判定を持ち出してチームの不調を正当化しようとするレアル・マドリードの姿勢も批判。クラブはヴィニシウスの振る舞いに問題があることを認め、判定への不満を訴えるのではなく、本人の改善に向けて取り組むべきだと論じている。

一方、今回の退場がチームにとってプラスに働く可能性もあるという。今季のヴィニシウスは本来の調子を発揮できておらず、ビジャレアル戦ではジョゼ・モウリーニョ監督も同選手を先発から外していた。

しかし、次のクラシコはビジャレアル戦とは重要性が異なる。10月の段階でリーグ優勝争いから取り残されないためにも、レアル・マドリードにとってバルセロナとの一戦は大きな意味を持つ。『SPORT』は、チームが抱える問題を考えれば、ヴィニシウスが出場停止によって欠場することが、かえってプラスに働く可能性があると指摘した。

同紙が問題視するのは、レアル・マドリードの攻撃陣にスター選手が多い一方、チーム全体のバランスが十分に取れていないことだ。攻撃的な選手を多く起用する現在のチーム構成では、中盤のバランスを保つことが難しく、バルセロナの強力な攻撃に対抗するうえで課題が残ると分析している。


ヴィニシウスの欠場によって、モウリーニョ監督はチーム全体のバランスを見直しやすくなるというのが同紙の見立てだ。退場処分は通常、チームにとって大きな痛手となる。しかし、調子の上がらないヴィニシウスの不在がチームの立て直しにつながるのであれば、クラシコを前に思わぬ好材料になるかもしれない。

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