5月24日(日)、31日(日)の放送では、お笑い芸人の小島よしおさんをゲストにお迎えしました。ここでは、子どもたちを熱狂させる仕掛け作りや、あらゆることにおける「寄り添うことの大切さ」について伺いました。
(左から)小島よしおさん、パーソナリティのきゃりーぱみゅぱみゅ
◆ジタバタともがき続けたブレイク期
小島よしおさんは、早稲田大学教育学部在学中から芸人としての活動をスタートし、2007年に「そんなの関係ねぇ!」「はい、おっぱっぴー」などのギャグで大ブレイク。現在は子ども向けのライブを精力的におこなっています。
ブレイクした当時は寝る間もないほど多忙を極めていた小島さん。現場から現場へと移動し、行く先々で「そんなの関係ねぇ!」を全力で披露する日々。あまりの忙しさに、当時の記憶が一部曖昧になるほどだったと言います。
しかし、そんな華やかな熱狂の裏で、小島さんはある大きな課題と戦っていました。「一発のネタはあったけれど、(ひな壇での)フリートークや、他の出演者との絡みが本当に苦手で。当時は毎回スベっては落ち込んで、もがいていました」と振り返ります。
そんな小島さんを支えたのは、周囲の先輩芸人たち。仕事が終わった後、どれほど疲れていても先輩からの誘いには必ず顔を出し、食事や飲みの席を最優先したと言います。
また、フリートークが苦手だからこそ、独自の工夫も重ねていました。小島さんは、クイズ番組で正解した瞬間や、ロケ冒頭の自己紹介など「絶対にカットできないタイミング」を狙って「ピーヤ!」などのギャグをねじ込んでいったそうです。「サブリミナル効果のように刷り込んでいった」と笑う小島さんでした。
◆子どもたちを熱狂させる「参加型」の極意
そんな小島さんに大きな転機が訪れたのは2011年。単独ライブで試行錯誤を続けるなか、お世話になっている先輩から「子ども向けのライブをやってみたら?」とアドバイスを受けたことがきっかけでした。
今や小島さんの子ども向けライブは、SNSでもたびたびバズるほどの人気を誇っています。ショッピングモールや地域の祭りに小島さんが登場すると、会場は地鳴りのような歓声に包まれます。子どもたちをこれほどまでに夢中にさせるコツは、徹底した「参加型」の仕掛けにありました。
「子どもたちに声をスカッと出してもらう状況をどう作るか。イメージはドリフターズの世界やヒーローショーですね」。例えばライブ中、小島さんは「変身するためのバナナがない! どこにあるか教えて!」と客席に呼びかけます。
しかし、コロナ禍の数年間は「子どもたちの声」が制限され、苦しい時期を過ごしました。だからこそ、規制が明けた現在のライブで、子どもたちの割れんばかりのコール&レスポンスを再び耳にしたときは、思わず涙が出そうになるほど「グッと胸が熱くなった」と明かしてくれました。
小島よしおさん
◆寄り添うことの大事さ
小島さんは、子どもたちのリアルな悩みに答える著書「小島よしおのボクといっしょに考えよう2 小学生のお悩み相談室」(朝日新聞出版)をこの春に発表しました。4~5年前から続く連載をまとめたこの本は、小学校の友達からのリアルな悩みに小島さんが独自の視点で答えるものですが、決して上から目線で正解を押し付けることはしません。
「僕1人だと難しいので、後輩の芸人たちにも付き合ってもらってディスカッションをしたり、取材をしたりして書いています。でも、子どものお悩みと言えども、結局は大人にも通じていたりするんですよね。そこで僕が学んだのは、やっぱり『寄り添い』。寄り添うことがすごく大事だなって」と小島さんが話すと、きゃりーも「結局寄り添ってほしい。やっぱり『大変だったよね』『わかるよ』と言ってもらえるだけで、心が救われる」と激しく同意します。
小島さんは、それを「一緒に走ること」に例えました。「しんどい」と言って走っている人に対して、横から「走り方をこうすれば楽だよ」とアドバイスするのではなく「隣に行って、同じスピードで手を繋いで一緒に走ってあげること。それだけで、人は楽になる」と持論を述べました。そして、この「寄り添い」が育児の最大のキーワードであることでもふたりの意見は一致しました。
◆芸能界の荒波を「雑草」のように生き抜く
番組の最後、小島さんが「自身の背中を押してくれた作品」として挙げたのは、植物学者・稲垣栄洋先生の著書「雑草という戦略」(日本実業出版社)でした。それまで「雑草」といえば、根性や粘り強さといったイメージを持っていたそうですが、この本によると事実は全く異なるのだそうです。雑草は植物の生態系の中では明確な「弱者」。だからこそ、大木が生い茂り、日の当たらない森や山(=強者の環境)を避け、自分たちが生き残れる「コンクリートの隙間」や「石垣の隙間」といった独自の環境を選んで生息しているのです。
「それが、なんかちょっと自分と被ったんですよね。バラエティっていう猛者たちの集まる環境のなかで、なかなか上手く目立てない時期があった。そのときに、僕は子ども向けのライブをやったり、野菜の歌を歌ったりと、いわゆるライバルがいない場所を見つけて活動をしていたんですよね」と小島さん。そんな時期にこの本と出会い「俺のやってきたことは、芸能界における『雑草の戦略』みたいな感じでやっているんだな」と、大きな自信をもらったと言います。
面白いことに、著者の稲垣先生も小島さんの活躍を見て「まさに雑草のような戦略をとっている」と注目し、後にふたりは相思相愛で対談をおこない、共著を出版するにまで至りました。
<番組概要>
番組名:CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ~Touch Your Heart~
放送日時:毎週日曜 12:30~12:55
パーソナリティ:きゃりーぱみゅぱみゅ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/heart/
番組公式X: @ChapterZero_JFN
![LDK (エル・ディー・ケー) 2024年10月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61-wQA+eveL._SL500_.jpg)
![Casa BRUTUS(カーサ ブルータス) 2024年 10月号[日本のBESTデザインホテル100]](https://m.media-amazon.com/images/I/31FtYkIUPEL._SL500_.jpg)
![LDK (エル・ディー・ケー) 2024年9月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51W6QgeZ2hL._SL500_.jpg)




![シービージャパン(CB JAPAN) ステンレスマグ [真空断熱 2層構造 460ml] + インナーカップ [食洗機対応 380ml] セット モカ ゴーマグカップセットM コンビニ コーヒーカップ CAFE GOMUG](https://m.media-amazon.com/images/I/31sVcj+-HCL._SL500_.jpg)



