スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
今回の放送は、不慮の事故でお子様を亡くされ、SNSでの発信や他人の幸せな投稿に苦しむ女性からのメッセージに、江原が「真の成長」と「SNSとの正しい向き合い方」を語りました。


江原啓之 我が子を亡くした母親からの相談「他人の幸せな投稿が...の画像はこちら >>

パーソナリティの江原啓之



<リスナーからの質問>
私はこれまで、子どものお弁当や何気ない日常の写真をインスタグラムに投稿することを楽しみにしていました。しかし、子どもを事故で失ってから、何も載せられなくなりました。

さらに、他の方の子育ての幸せそうな写真を目にすると、胸が締めつけられ苦しくなり、とてもつらいのです。特にお弁当の写真がつらく、「ああ……もう作ってあげられない」と悲しくなります。

そして、ふと気づきました。かつての私は、幸せな場面だけを発信することで、知らず知らずのうちに、誰かを苦しめたり、つらい思いをさせてしまっていたのかもしれない、と。この気づきの意味、そしてこれからどう心を持って生きていけばよいのか、また投稿したくなる日はくるのか、江原さんのお言葉をいただけたら幸いです。

<江原からの回答>

――この切実な叫びに、江原は「気づきの意味」を優しく、かつ深く解説しました。

江原:この「気づきの意味」を、成長というのです。要するに、自分が苦しみを感じて、自分がしていたことがもしかしたら他の誰かを苦しめていたかもしれないと気づくこと。これが成長なのですね。これが「経験と感動」なのです。
人生の不幸の三原則に「自己憐憫・責任転嫁・依存心」がありますが、これまでは自己憐憫、ただただ自分が悲しい、かわいそうという状態だった。そこからふと、自分はかつて、自分が発信していたことで、お子さんを亡くしている人が傷ついていたかもしれないと気づけたことは、大きな成長なのです。

――江原は、相手の立場に立って物事を見ることの重要性を、詩や歌を例に挙げて語ります。

江原:金子みすゞさんの詩で『雀のかあさん』という詩があります。子どもが小雀を捕まえるのを人間のお母さんは笑って見ていますが、雀のかあさんはそれをお屋根で鳴かずに見ている。相手の立場が変われば、微笑ましい光景が、これほど変わってしまう。戦争などもそうでしょう? どっちが正しい、間違い、と絶対言ってはいけないし、やはり相手の気持ちを知ることが成長なのだと思うのですよね。

――また、相談者が問いかけた「また投稿したくなる日はくるのか」という点についても、SNSの本質に切り込みました。

江原:どうして投稿したいのでしょうか。多くの人がその違いを分かっていない気がします。自分自身の日記のように投稿していても、不特定多数の方が見ているわけです。私たちがSNSで発信する時というのは、エンターテインメントとして、「誰かが読んで楽しんでもらおう」というサービス精神が実は裏にあってやっていることで、自分をひけらかそうと思ってやってはいないのですよね。


――最後に、相談者を最も苦しめている「お弁当」についても、温かな提案をしました。

江原:「お弁当がもう作ってあげられない」と悲しくなるのなら、作れば良いではないですか。それを昔は供養と言いました。お写真の前で「今日、誕生日だね。お弁当、作ったよ」と、誰も見ていないところでやれば良いのです。だって誰かに見てもらうために子どもにやるのはおかしいでしょう? 子どものためにやる。その想いが大事です。

今のSNS時代、その取扱説明書を間違えている人が多い気がします。自分本位で生きたら傷つくから、自律して、自分を律していくことが大切。インスタグラムに依存せず、正しい愛を放っていくことを理解していただけたら嬉しいです。

江原啓之 我が子を亡くした母親からの相談「他人の幸せな投稿がつらい…」届けた言葉とは?

パーソナリティの江原啓之、パートナーの奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「利他愛こそ平和の道なのです」


<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
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