自分の車が欲しいけれど、なかなかコレ!と思うようないい車がない…という方はいらっしゃいますでしょうか。



国産メーカーだけでも、新車と中古車を合わせると多くの車種が売られていますし、グレード分けするとさらによくわからなくなってしまうかもしれません。



今回は、せっかく自分の車を買うのだから他の人とは違った車がいいという方に向け、個性的な車をご紹介していきます。



■基本的に今の車は没個性



2021年12月現在、国産車の新車として売られている中で個性的な車はあるかと聞かれると、正直あまりないという答えになるでしょう。



いわゆるコンパクトカーやミニバンなどは各社横並びに近く、お世辞にも個性的とは言えないものばかりで、まるで現代の日本を象徴しているかのようです。



個性的な車が売られていない背景には、国が定める安全基準なども関わっており、どうしても同じような形のデザインの車が多くなってきます。



それに加え、メーカー各社がフロントフェイスなどのデザイン統一化を図っていることも、コストカットの目的はあるのかもしれませんが、見た目が似通ってくる要因ではないでしょうか。



■個性的な車の選び方



では、新車で車を買いたいと思ったとき、どういう基準で人とは違う自分の個性を出せばいいのでしょうか。私なりに考えてみた結果、以下の3つの基準で考えました。



  • 色で選ぶ
  • 形で選ぶ
  • グレードで選ぶ

街中でふと気がつくと、白・黒・シルバーなど万人受けするような色の車ばかりが走っていますよね。逆を言えば、それ以外の色の車を選べばある程度は個性が出せるのではないかと思います。



また、販売台数が少ないグレード、エアロパーツなど加飾が施された特別仕様のグレードなどを選べば個性を出せるはず。



現行の車であれば、これくらいでしか差別化を図ることはできないかもしれませんが、こういった観点から車選びをすると面白いかもしれません。



■個性的な車といえばこんな車!



それでは、具体的な車種としてはどんなものがあるのか紹介していきたいと思います。

ここでは、今では新車で買えない車も含めてをチョイスしました。車種によっては手ごろな価格帯で購入できるものもありますから、参考にしてみてください。



日産 ジューク



日産がかつて発売していたコンパクトSUVで、一度見たら忘れられないくらい特徴的な外見をしています。ずんぐりむっくりしたボディに、どれがヘッドライトかわからないフェイスも特徴的。コンパクトカーながらきびきびとした走りができるのも特徴です。



トヨタ Will サイファ



2000年代初頭に売られていたトヨタのWillシリーズのコンパクトカー。ネットワーク社会とクルマが融合する「サイバーカプセル」をテーマとして開発・販売され、当時の車の中ではひときわ目立つ存在だった一台です。あと15年遅くデビューしていたら、もっと売れていたのかもしれません。



スズキ ジムニー



軽自動車の中でも個性的な一台がジムニー。ここで紹介するにはメジャーすぎるかもしれませんが、オフロード四輪駆動という明確な特徴があります。街中を走っている車の台数は多いですが、カスタムパーツも豊富なので、より自分色に染められる一台です。



■光岡 ビュート



富山の自動車メーカー、光岡自動車が発売するコンパクトカーです。

そのレトロな外見で、街中で目につくことも多いかと思います。光岡自動車で製造される車は基本的には大手国産メーカーで製造された車がベースとなっており、このビュートは日産のマーチがベースとなっています。



スバル プレオネスタ



スバルの軽自動車でプレオという車がありますが、ここで紹介するプレオネスタは1999年に発売された特別仕様車。かなり古い車ではありますが、根強い人気があり中古車市場で今でも販売されています。クラシックな外見だけでなく、今の車で多く採用されているボディと屋根の色を分けたツートンカラーがあったりと、今の車と比べてもそん色ない外見です。



■おわりに



今回ご紹介した車以外にも個性的な車は数多くあります。中古車サイトなどで情報収集して、お気に入りの一台を見つけてみてはいかがでしょうか。



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