本日のレンジ予測
[本日のドル/円]↑上値メドは105.48円↓下値メドは104.19円今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
↑上値メド:105.48↓下値メド:104.19
コロナ第3波拡大で米国は「年末に重大な局面」
週明け26日(月曜)のドル/円相場は円安推移。105円を一時抜けて105.06円まで上値を伸ばしたのですが、その後また104円台へ。終値は104.83円。
円安を支える一つの日米金利差拡大の思惑があります。その背景には、バイデン氏の大統領選勝利で、民主党が主導する大型の景気対策の期待があります。
しかしこの日は、景気対策を巡る交渉が進展しないことを嫌気して、NYダウ平均が650ドル安の大幅下落。米長期金利もやや低下して円安の勢いも止まりました。
マーケットは追加景気対策を巡り一喜一憂しています。景気対策が大統領選前までに成立する可能性は低いといわれています。しかし、たとえ今週成立したところで、クリスマス休暇や政治スケジュールを考えると、実施は来年2月以降になるといわれています。米経済に対する不安は消えたとしても、お金が回らない間、実体経済は悪化していきます。景気指数(ソフトデータ)と実際の指標指標(ハードデータ)のかい離が大きくなるでしょう。
景気対策も重要。でもコロナのこと、忘れてない?ドル/円の最新位置情報は「今日の注目通貨」をご覧ください。