本日のレンジ予測
[本日のドル/円]↑上値メドは104.50円↓下値メドは103.25円コロナの後に日本にくるのは「ガチの経済ショック」
19日(火曜)のドル/円は円安。103.65円でオープンして、103.64円を安値にして、東京時間に104.09円まで上昇。終値103.90円。財務長官に就任するイエレン氏の「大胆に行動する」という、大規模な景気刺激策を後押しするような発言が伝わったことが理由。
「目下の最重要課題は、コロナ(による経済被害)に打ち勝つこと。債務と財政赤字はそれから後の問題だ」とイエレン新財務長官は述べました。赤字削減の方法は?イエレン氏は「財政赤字を減らす方法は増税ではない。速やかな経済成長である」と答えています。それが「大胆に行動する」に繋がります。
為替相場については、「ドルの価値は市場によって決定されるべき。自国の輸出を有利にするような為替操作に反対する」との見解を示しました。トランプ大統領のドル安志向から決別したという意味において「ドル高支持」。ただスピーチ原稿は事前配布されていたので、大きなサプライズはありませんでした。
リスクに敏感な通貨といえば豪ドル。豪ドルの今年の予想レンジは?今日の注目通貨をご覧ください。
主要指標 終値

ドル/円 1時間足チャート

今日の注目通貨
豪ドル/円: 2021年の予想レンジ:54.75円から94.58円
「1月のユーロ/円は、豪ドル高(円安)、豪ドル安(円高)のどちらへ動くと予想しますか?」
楽天証券が12月末に実施した相場アンケート調査の結果によると、76.50円より「豪ドル安/円高に動く」と予想する個人投資家が多く、回答全体の29%を占めました。反対に80.00円より「豪ドル高/円安に動く」予想は最も少なく17%。残りの53%は76.50円から80.00円のレンジ相場を予想。しかし、個人投資家の期待に反して、1月に入ってから豪ドル/円は80.85円まで高値を更新。安値は79.51円。