4、5月の近畿圏の利用客数は前年比で約半分の落ち込みとなっています。
利用客の大幅な減少が影響2021年10月のダイヤ改正で近畿エリアを始め各地で減便が行われる。
JR西日本は2021年5月19日(水)、昨今の利用状況を踏まえ、2021年10月に減便を中心とするダイヤ見直しを行うと発表しました。2022年春の実施予定から一部前倒しになった形です。
10月のダイヤ見直しでは、利用客の減少率が大きい線区で、昼間の時間帯を中心に、近畿エリアでは約60本、その他各エリアでは約70本が減便される予定です。
なお、来年春に予定されているダイヤ見直しでは、すべてのエリアおよび時間帯でさらに減便が行われる模様です。
すでに在来線特急では、一部列車の運転休止や臨時列車化が行われ、その他在来線列車も近畿エリアを中心に、今年3月のダイヤ改正で約300本が減便となっています。
大幅なダイヤ見直しの背景として、JR西日本では新型コロナウイルスの影響などで利用客が前年比で大きく減少しており、4月の前年比で、山陽新幹線では32%、在来線特急は26%、近畿圏では59%となっている状況です。
詳細については7月に公表するとしています。