新幹線の先頭車両からはえている「ツノ」、「なんだろう?」と思ったことはないでしょうか。新幹線車両をりりしく、かっこよくしているようにも見えますが、もちろん、目的があります。
新幹線の先頭車両からはえている「ツノ」に、「なんだろう?」と思ったこと、ないでしょうか。「かっこよさ」を考えてなのだろうか、高速走行に関係があるのだろうか、いろいろな理由を想像したかもしれません。
新幹線車両の先頭にはえている「ツノ」。奥から0系、100系、300系、300系のもの。名古屋市の「リニア・鉄道館」にて(2011年10月、恵 知仁撮影)。
もちろんこの「ツノ」には、目的があります。「静電アンテナ」「検電アンテナ」と呼ばれるもので、架線に流れている電気の電圧を検知するための部品です。「架線」とは、電車に電気を供給するため、線路の上空に張られている電線のこと。新幹線の架線には、電圧2万5000ボルトの交流電気が流れています。
N700系(N700A)の「静電アンテナ」は、両先頭車両の後部屋根上にある(2015年3月、恵 知仁撮影)。
この「静電アンテナ」、無線のアンテナとしても使われることがあり、新幹線の各車両形式が搭載していますが、実は、その場所や形はさまざまです。
東海道、山陽、九州新幹線系統の車両は、「静電アンテナ」が1992(平成4)年登場の300系電車まで運転席の上部付近にありましたが、1997(平成9)年登場の500系電車はパンタフラフ付近に(8両編成になった現在は2、7号車の屋根上)、そして1999(平成11)年登場の700系電車以降は、両先頭車両の後部屋根上に設けられています。
丸部分が、パンタグラフ付近に隠れている秋田新幹線用E6系の「静電アンテナ」(2011年11月、恵 知仁撮影)。
対し東北、北海道、山形、秋田、上越、北陸新幹線系統の車両では、その初代車両である1982(昭和57)年登場の200系電車や、1992(平成4)年登場の山形新幹線用400系電車では運転席上部付近にありましたが、それ以外の多くは、車体へ埋め込まれる形になっていたり、パンタグラフ付近に外から見にくい形で設置されているなど、「ツノ」の存在は分かりづらい構造です。
ただ2014年に登場した、それら新幹線の系統で最も新しい車両である北陸新幹線用のE7・W7系電車では、両先頭車両の後部屋根上に設置され、ふたたび「ツノ」がハッキリ見られるようになりました(2016年登場の北海道新幹線H5系は、2011年に登場したE5系のバリエーション)。高速走行を行うと「静電アンテナ」は騒音の発生源になることなどから、設置場所も考えられています。
JR東海・浜松工場の一般公開で展示されたN700系の「静電アンテナ」(2016年7月、恵 知仁撮影)。
2016年7月23日(土)と24日(日)にJR東海が一般公開している浜松工場(静岡県浜松市)でもN700系電車の「静電アンテナ」が展示され、来場者たちは手にとって、その重さを感じていました。浜松工場は新幹線車両の大規模な検査、整備を行う施設です。

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