もりなが・まあや/『日曜レース展望KEIBAコンシェルジュ』(グリーンチャンネル・土曜日19時30分~)にアシスタント秘書としてレギュラー出演中。『アプリ デイリー馬三郎』では予想コラムを連載。
美女馬券師のGI最終決断
守永真彩~有馬記念編
◎イクイノックス
◯ジェラルディーナ
▲タイトルホルダー
☆ヴェラアズール
△ボルドグフーシュ
△ジャスティンパレス
△ディープボンド
△エフフォーリア
メリークリスマス! 今年は6年ぶりにクリスマス当日にGⅠ有馬記念(12月25日/中山・芝2500m)が行なわれます。
「クリスマスはどこ行く? 競馬場で有馬記念を見ようよ!」という会話が聞こえてきそうでワクワクしますね♪
長く続くコロナ禍も少しずつ出口が見えてきて、毎週末の競馬場にも賑わいが戻ってきました。今年の有馬記念の中山競馬場は大いに盛り上がりそうですし、その光景を見られることが何よりもうれしいサンタさんからのプレゼントかなと思います。
それにしても、今年も豪華なメンバーがそろいました。勢いある3歳馬や、凱旋門賞帰りの歴戦の古馬。
このお祭り気分は、有馬記念ならではかなぁと思います。馬券を抜きにしても、相当楽しみです。
その有馬記念、本命はイクイノックスにしました。3歳馬の期待の星! 前走はデビューから5戦、史上最少のキャリアで強豪古馬相手にGⅠ天皇賞・秋(10月30日/東京・芝2000m)を制しました。
ここまで5戦のうち4戦でメンバー最速の上がりをマークしていて、直線の長いコースのほうが向きそうではありますが、父キタサンブラックは有馬記念で3年連続馬券に絡んで、最後は有馬記念で有終の美を飾っています。血統的には、中山・芝2500mも問題ないと思います。
ふだんイクイノックスにまたがっている調教助手さんにお話をうかがったのですが、「カイバもよく食べ、毛ヅヤもよくて健康状態は抜群です。そのうえ、乗っている感じもとてもいいです」とのこと。期待大です!
対抗はジェラルディーナ。
同レースでは荒れた馬場で勝っており、今のタフな中山競馬場もこなしてくれそうで期待が膨らみます。そして、エリザベス女王杯で2着だったウインマリリンがその後、GⅠ香港ヴァーズ(12月11日/香港・芝2400m)に挑戦し、日本や海外の牡馬相手に快勝。そのウインマリリンをあっさりと差し切っているこの馬の評価は、一段と上がっていると思います。
2走前には、中山・芝2200mのGIIオールカマー(9月25日)を勝利。
父方の曾祖父は1998年、1999年と有馬記念を連覇しているグラスワンダー。母は2014年の有馬記念を勝ったジェンティルドンナ、母父は2006年に有馬記念を勝っているディープインパクト。その血統を見ても、この舞台は彼女に合いそうです。
また、有馬記念と言えば"世相馬券"。その意味からも、"エリザベス女王"杯を勝った馬ということで注目されると思います。
▲はファン投票1位のタイトルホルダー。中山の芝2500mは器用さとスタミナが問われる舞台ですし、脚質や過去の戦績を見ても、タイトルホルダーにとっては絶好の舞台だと思います。
昨年は大外の8枠16番を引いて5着という結果に。はたして、今年の枠順はどうなるのか? と、公開枠順抽選会をじっと見守っていたのですが、藤沢和雄元調教師が開いたのは(7枠)13番という数字......。
前走のGⅠ凱旋門賞(10月2日/フランス・芝2400m)は、極端な重馬場だったということもあって、戻ってきてからの中間の様子が気になっていました。しかし、陣営のコメントを見ても、最終追い切りを終えてしっかりと仕上がっている、ということなので、そこに関しては心強いです。
今年、国内では負け知らずのタイトルホルダー。有馬記念でもしっかりと"タイトル"を保持できるか、注目です。
☆はヴェラアズール。もともとはダートを走っていたことをすっかり忘れてしまいそうなほど、芝の中・長距離で能力が開花しています。GⅠジャパンC(11月27日/東京・芝2400m)では、馬群の合間を縫って力強く抜け出してきました。正直、想像以上に強いレースを見せてくれたと思います。
ジャパンCの予想コラムの際にも書きましたが、紆余曲折を経て活躍しているこの馬は馬券の妙味とかを抜きに応援したくなります。その分、勝ってほしい気持ちも強いので、印は☆でも応援の単勝馬券を買いたいと思います。
【推奨馬券】
◆単勝=(6)
◆3連複フォーメーション(11通り)=1頭目(9)、2頭目(5)(13)、3頭目(3)(5)(6)(7)(10)(13)(16)