この記事をまとめると
■「MT女子」になりたい女の子にオススメのMT車を紹介■今回はお手軽な100万円以下で買える車種をチョイス
■ここ10年前後くらいのクルマが意外と多く選べるのが魅力だ
「MT」&「名車」の魅惑なパッケージを100万以下で手に入れる
最近どうも「MT女子」が話題になっているようです。ViViモデルの古畑星夏ちゃんがYoutubeでMT車に乗っているところを披露し、視聴者から「カッコいい!」「私も乗ってみたい!」といった声が殺到して盛り上がったり、梅宮アンナさんがじつはクルマ大好きで、若い頃はジムカーナに参戦していたという告白に「意外!」「素敵!」と称賛の声も。そんな感じで盛り上がっているMT女子に、ぜひ乗ってみてもらいたい名車たちが今、なんと100万円以下で買えるんです。
1)マツダ・ロードスター
1台目は、現在活躍しているレーシングドライバーも、このクルマで運転を練習して上手くなった人多数! というマツダ・ロードスター。世界でもっとも販売台数が多いライトウェイト・オープンスポーツカーとして、ギネスブックにも登録されているんですよね。そんなロードスターの現行モデルはNDと呼ばれる4代目なんですが、運転を練習するならちょっと古い世代のほうがいいという人もいて、2代目のNB、3代目のNCもまだまだ人気があります。
ヒラリヒラリと軽やかにコーナーをクリアしていく感覚が楽しいNBは、2005年式前後の中古車でだいたい50万円程度から。操作のダイレクト感が残りつつコントロール性がアップしているNCは、2012年式程度で80万円台~100万円くらい。少し価格が控えめなモデルを購入して、足まわりやバケットシートなどを入れて好みに仕上げていくのもいいですね。

2)スズキ・スイフトスポーツ
2台目は、コンパクトで街乗りでも運転しやすく実用性が高い上に、サーキットを走ることもできるスズキ・スイフトスポーツ。エアロパーツで仕上げていくと、なかなかに迫力ある外観になりますよね。現行モデルのスイフトスポーツは、やや上質感がアップして大人しめになった印象ですが、2011年に登場した3代目スイフトスポーツは、1.6リッターエンジンでヤンチャな乗り味が楽しめるのが特徴。

中古車市場では2012年式が50万円程度からありますので、手頃な価格で乗れるMT車です。スズキはスイフトをベースとしたマシンでJWRCにも参戦していたことがあって優勝も獲得。鮮やかなイエローはそのイメージカラーだったので人気があります。
スポーツに振ったクルマもオシャレに振ったクルマも選べる
3)ホンダ CR-Z
3台目は、なんと世界初の量産ハイブリッドスポーツカーとして2010年に登場し、スーパーGTにも参戦していたホンダCR-Z。2+2クーペのスタイリッシュなデザインで、6速MTモデルがあるんです。1.5リッターのハイブリッドは街中から高速道路まで十分なパワーで、燃費もオーバー20.0km/Lは当たり前。

発進直後や強い加速時にモーターアシストがあるので、どこでも運転に余裕が生まれることや、スポーツカーなのに燃費もいいのが嬉しいですよね。EV走行はできませんが、音も比較的静かなので、住宅街でもご近所の目を気にせず乗れます。中古車価格はピンキリですが、2012年式で90万円程度が相場というところ。探せばもっとリーズナブルな個体もあります。

4)プジョー308
4台目は、オシャレな輸入車のMTに乗りたいという女子にぴったりな初代プジョー308。大きすぎず、小さすぎないボディで街なかでの取りまわしもラクだし、ロングドライブが当たり前のフランス生まれらしく、高速道路での走りも安定感があって快適です。

でもひとたび、山坂道に入れば1.6リッターターボのビュンビュンと力強い加速で、6速MTを操れば面白いようにカーブをクリアしていけます。ガオーとライオンが口を開けたようなフロントマスクのデザインや、ハーフレザーのインテリアもあって内外装はとってもオシャレ。普段はデートなどにも使いたい、という女子にはぴったりですね。中古車市場では、モデル末期の2012年式でも50万円台からありますので、とってもお得です。
5)トヨタ・ヴィッツRS
5台目は、もう長い歴史を持つワンメイクレースを開催している、トヨタ・ヴィッツRS。ヴィッツは今ではヤリスという名前に変わりましたが、以前のヴィッツRSはかなりスポーツ志向に振ったグレードで、軽量なボディを操る楽しさがお手軽に味わえるモデルとして人気です。

1.5リッターエンジンで5速MTなので、パワフルさはほどほどではありますが、ちゃんと上手に運転するとそれなりに速く走れるので、MTビギナーの入門モデルとしてもおすすめ。
ということで、じわじわと増えているMT女子の皆さんに、手軽にトライできるおすすめの中古MT車をご紹介しました。普通に一般道を走っているだけでも、どこか「スポーツしてる」という楽しさや、思い通りに操作できた時の嬉しさもあり、もはやMT車でドライブするのは立派な趣味。これがきっかけで、素敵なMT男子と巡り会うことも期待できるし、ぜひ、手が届きやすいモデルから始めてみて欲しいと思います。