東海地方も大雨シーズン間近。大雨への備えだけでなく、5月28日(木)に変わる「新たな防災気象情報」のポイントを確認しておきましょう。



【河川氾濫】【大雨】【土砂災害】【高潮】それぞれについて、「レベル5 特別警報」などとレベル数字のあとに警報名がつづきます。例えば、「レベル5 大雨 特別警報」などです。

5月28日に変わる“防災気象情報”のポイント 川の情報は 「...の画像はこちら >>

「レベル5」は、災害が発生しているかひっ迫している状況です。そのため、「レベル4」までに避難を検討してほしい…という目安となる情報です。

この制度設計に携わった、名古屋地方気象台の向井利明さんによりますと、「将来的に小さな子どもでも、『レベル4は避難』となるのが理想」。そういった社会を目指しているということでした。

河川によって発表される項目が変わる?

「レベル4」が避難の目安となりますが、これ以外にも覚えて欲しいことがあります。それは、川の情報を【河川氾濫】と【大雨】によって発表するということです。

大河川の場合は【河川氾濫】。中小河川の場合は【大雨】で発表されます。2000年東海豪雨では、新川の堤防が決壊して広い範囲で浸水しました。こういった大きな川が氾濫したら【河川氾濫】で発表されることになります。一方で、2025年安城市では西鹿乗川が溢れました。

こういった中小河川の場合は【大雨】で警戒を呼びかけることになります。

大河川(洪水予報河川)は木曽川、揖斐川、長良川など、東海地方で約20の河川が対象です。それ以外の河川が中小河川となるので、ほとんどが【大雨】に該当します。

5月28日に変わる“防災気象情報”のポイント 川の情報は 「河川氾濫」と「大雨」に 呼びかけが分かれる理由とは【解説】
CBC

「河川氾濫」「大雨」で分ける理由は?

では、なぜ川によって呼びかけ方を分けるのか。これは、大雨と氾濫のピークが大河川と中小河川では違うからです。

大河川の場合は、大雨が降った後に河川が氾濫することもあるので、川ごとに発表。中小河川の場合は、大雨のピークと河川の氾濫のピークが重なるので、市町村ごとに発表することになりました。

家の近くの川がどちらの川に該当するのか、あらかじめ気象庁のホームページなどで確認しておくとよいでしょう。

5月28日に変わる“防災気象情報”のポイント 川の情報は 「河川氾濫」と「大雨」に 呼びかけが分かれる理由とは【解説】
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