【久留米競輪・GⅢ開設記念】兄弟の坂本健太郎と亮馬が地元記念での初連係に意欲
 久留米の坂本兄弟がGⅢ初連係を目指す。兄の坂本健太郎(44)=福岡・86期・S1=は3年連続で1R1番車の後藤大輝をマークする。
過去2年はワンツー決着で、今年も期待が高まる。

 「最初の年は大輝を抜けなかったが、彼がS級に上がったばかりでよく分からなかったし、〝ご祝儀〟みたいなもの。昨年は抜きましたけどね」と軽妙なトーク。「今年も抜きますよ。強欲な嫁が『誕生日よろしく』と言っていたし」。恐妻家はバースデープレゼントとして、朝から必死で1着を取りにいくはずだ。

 弟の坂本亮馬(40)=福岡・90期・S2=は通算299勝。「200勝まで早かったけど、そこからが長い。決めたいですね」。けがでペースダウンしているが、5年ぶりに参加する中野カップでの達成を誓った。

 兄弟連係は「4回ある」と口をそろえた。亮馬は「今回は決勝で兄貴に発進してもらおうかな」とニヤリ。
健太郎は「おまえが決勝に上がってきたら考える」と応戦。過去の連係はすべてビッグレースで、中野カップではまだない。久留米での初連係が実現ならファンも沸き立つはずだ。

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決勝での連係を夢見る兄の坂本健太郎(右)と弟・坂本亮馬
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